しょうや

音楽のしょうやのレビュー・感想・評価

音楽(2019年製作の映画)
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面白い!!!
それだけ。

本作の観客の半分ほどは、おそらく生まれた時既にロックの“名盤”と言われるものが無数に存在する世界だったろう。本作に登場したEL&Pしかり、WHOしかり、ZEP、マイクオールドフィールド、、、

この映画のすべてのネタを言えることや、CDを3万枚持っていることがもはや何のステータスにもならないことは、この映画を観るほどの方ならば言うまでもないこと。

「ロック好きなら聴くべき名盤」など存在しないことを、今こそ観客に問うべきなのでは?
使われたジャケネタがフランクオーシャンならよかったかもね。
ていうか、キング・クリムゾンなら80年代が最高なのにな。まあ1st使うよな

§

ロックにおいて“初期衝動”が称えられすぎている節はある。
ただ、「あー、音楽始めるってこんな感じだよね!」と思えた。ギター始めたての頃の自分が重なり、観ていてこっぱずかしい。

あとオシリペンペンズが本人役ででてたのにびっくり
プロモーションについては、「脱力系」という言葉が苦手です。ただ狂気なリコーダーは“脱力”じゃなくて、メリハリのいい作品だったな
しょうや

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