1号

ジョアン・ジルベルトを探しての1号のレビュー・感想・評価

4.0
本人が登場しない、ある意味異色のドキュメンタリー。まずジョアンを探したのはドイツ人。このドイツ人の本を読んだフランス人監督が遺志を継ぐようにジョアン探しをする。
実像に迫るとか、謎に切り込むばかりがドキュメンタリーではない。所縁の人たちに語られるちょっとミステリアスなジョアン像は十分に興味深いし、耳慣れた楽曲に乗せ、ボサノヴァが生まれた地の空気感が味わえて大満足。
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