映画『リスペクト』
とにかくジェニファー・ハドソンの歌がすごい！
ドキュメンタリー『アメイジング・グレイス』を観ていたので、この映画が「チャーチ・コンサート」で終わるとわかって鳥肌が立って泣きそうになった。2時間22分が伏線。試写の後「AMAZING GRACE」聴きながら歩いた。『アメイジング・グレイス』もう一度観たい。
いろいろ省略されていたりするので、知らないとよくわからない事が多い映画。幸い公民運動とかソウル音楽にも前々から興味があったので面白かったが、事前に登場人物とか知っておくとより面白いかと。フェイム・スタジオのこととかも。
映画では描かれてないけど、実際はアレサの子供は父の子じゃないかと噂されたりした。相手は友達だったらしいが。父親は乱交好きの浮気者だったらしい。
グラミー賞授賞式に何度か行く機会があったが、2011年にアレサがパフォーマンスするという話があって、来日しない人だったので、ライブが見れると喜んでいたら、ガンで体調が悪くVTR出演になって、トリビュート・ライブが行われた。クリスティーナ・アギレラらとジェニファーが出てきて、彼女が歌ったのが♪リスペクトだった。
さらにその翌年、グラミー賞授賞式の前日にホイットニー・ヒューストンが亡くなって、急遽本番で♪I Will Always Love Youをジェニファーが歌った。ピアノが途中から入ってくるんだけど、ほぼアカペラで、これは本当に凄くて思わず泣いた。彼女自身も子供の親権裁判とか家族が殺されたり波乱の人生。
