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ミッドウェイのaのレビュー・感想・評価

ミッドウェイ(2019年製作の映画)
2.9
日米両国の視点から描くっていう宣伝だったと思うので、見終わった最初の感想はちゃうやんって感じだった。笑
どちらかというと、主に米国側のミッドウェー海戦+日本視点ぐらいな感じ。
日本が出資してないから?っぽいですね。

最後の言葉がすごく印象に残った。
海も空も変わらずそこにあるのにね。
人間は今も昔も戦いの歴史だなぁ。
人間同士で戦うってなんてことだろう。
日本から遠く離れた場所では、今でも戦っている国はあるし、日本も隣国との摩擦は絶えないけど。
はあー、まだ100年も経っていないそんな身近な時代で大きな大戦があって、多くの方が亡くなったことが驚きで迫ってきた。

日本側も描く以上は、真珠湾攻撃の通告がなぜ米国に対して遅れたのか、くらいは描くべきだと思う。
結果的には奇襲攻撃になってしまったのかもしれないけど、あまりにも奇襲奇襲ばかり言われると、やっぱり日本人としてはいい気はしないな。
ハルノートのことも描かれてないし、、、
逆に石油関連のことが描かれていたのは珍しいなと思った。

いろんな映画に山本五十六という人物は出てくるけど、見るたび見るたびどういう人か分からなくなる。
ていうか、これだけじゃなくて、歴史上の人物を見ると、本当にそういう人がいたのかって毎回思っちゃう。
坂本龍馬然り、吉田松陰然り、だって今の日本人とあまりに違いすぎるから笑

大和を見るとやっぱりちょっと泣きたくなるぜ。
祖父が自衛官だったこともあって、なにかと政治的なこととか、先の大戦について考えることが昔から多かったけど、やっぱり飛行機って好きだけど、戦争から生まれたものなんだよなと思わされる。
零戦とか戦闘機とか、なんとなく日本ではタブーな話題の1つだと思うけど、あの時代には希望でロマンだったのかな。

悲しい、美しい、残酷。
人間同士で戦い合うってやっぱり苦しい。
1年に1回はこういう大戦について考える映画を見るべきかなと思った。
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