やっぱエメリッヒの映画は単純に面白い
突っ込みどころが多々あろーとも、ヒューマニズムがテーマの映画を好んで撮っているのに、全然ヒューマニズムが感じられないとか、
そんな細かい事？はどーでも良いと言わんばかり
謂わば見せモノとしての面白さは抜群で、それは娯楽映画としてはある意味重要
頭抱えながら必死について行こーと頑張るのも映画鑑賞の醍醐味（前週のテネットとか）ながら、
何も考えずにひたすら目の前で展開するスペクタクルなアクションを愉しむのもこれまた醍醐味
とは言え、太平洋戦争の転機となった歴史的な戦いの映画化となると、もう少しドラマ部が重くても良いかと思うけど…
登場人物は一通り実在の人物
アメリカ側のキャスティングはウディ・ハレルソンやデニス・クェイドを除くと、何処かで見た顔だけど名前が出てこない…クラスが並ぶ
日本側は山本五十六役が豊川悦司
貫禄不足！と思いきや、五十六の実年齢と同じらしくてこちらが実はリアル
過去の山村聰や三船敏郎などの五十六が貫禄ありすぎだったんだね
ほぼ全編CGに頼りまくりながらも迫力は満点
日米双方が比較的公平に描かれていたのもよろしいです
