ミッドウェイの作品情報・感想・評価・動画配信 - 3ページ目

上映館(18館)

「ミッドウェイ」に投稿された感想・評価

Kei

Keiの感想・評価

3.5
エメリッヒ監督のミッドウェー海戦に基づいた映画。1917やジョジョ・ラビットといった個人にフォーカスした戦争映画を観てきたが、これは「ミッドウェー海戦」に至るまでを俯瞰して観られる群像劇。観ている間ずっと、戦争のボードゲームをプレイしているかのような客観性が伴った。

洋画なので、アメリカ万歳!米軍カッコイイヨナ!な展開かと思いきや、わりとニュートラルな視点で日米軍の攻防が描かれていた。双方の裏の事情や思惑も詳しく組み込まれていたのも良かった。
また、今を生きる自分にとってはアメリカは強大で世界ナンバーワンな感じなのだけれど、登場する米軍兵士は口々に「日本軍ヤバイ」「勝てるのか?」と終始不安げ。日本の肩を持つわけではないが、こんな小さな島国が大国を脅かす存在だったんだな、という意外さを感じた。

海戦が終わるまでに一点集中した映画なので、バツッと切られるような終わり方には少し戸惑いを感じたが、史実を描いたストーリー性のある映画としてとても素晴らしかったと思う。映像美ももちろん圧巻の出来。
鉄

鉄の感想・評価

3.2
ミッドウェイ海戦の映画。

「この当時のアメリカって日本より海軍の戦力は劣っている、って認識だったんだ」みたいな意外と知らなかったことが知ることが出来てそれなりに楽しめた。「海は全てを覚えている」が好き。

アメリカ側に日本人の大和魂みたいなのが垣間見え、その上日本軍がそれを賛美ってほどじゃないけど「頑張ったね!」みたいな感じで語られてる様な気がしなくもなくもない様な気がする(遠回りな文章)のがなんかな、って思った。

それにしても全編のCGっぷりが凄い。CGにCGを重ねてその上にCGを塗りたくった感じ。
かに

かにの感想・評価

3.5
ローランドエメリッヒ監督なので観に行きました。戦闘シーンは流石ですし分かり易くまとまってました。でもCGって観る側にはチープに感じるようになる時代が来たのかもと。ふと。

なんかやたら叩かれるエメリッヒ監督ですけど
予告編の段階から「意外と真面目な映画では?」と
と思っていましたが、結果的に意外と真面目な映画でした

やはり主力艦が日米双方とも健在な
太平洋戦争初期の戦いはエンタメ映えしますね
歴史上、空母決戦をしたのは日米が初ではないでしょうか

そして日米将官のオールスターゲーム
米国側ウディ・ハレルソンの
ニミッツ提督もデニス・クエイドの
ハルゼー大将もマジでそっくり
サラッとハルゼー大将入院から
スプルーアンス大将に交代するところ
描写してるのも良いなと思ったし
スプルーアンスもまたそっくりな
俳優さん出てきてなんか笑えました

日本側トヨエツの五十六大将ですけど
あんなに威厳あったかなぁ五十六大将?
とんでもなく切れ者指揮官みたいな描写
されてましたけど、映画としてはその方が面白いですよね
國村隼の南雲中将は過剰な感じではありましたけど、まぁあれで正解です

そして何より浅野忠信の山口多聞中将が
面白すぎますね
色々と言動が軽過ぎて🤣
今まで戦争映画で見てきた多聞中将には
なかった描き方だったので凄く新鮮でした
「米国の戦闘機が粗悪品で助かった!」って
あんた絶対そんなこと言わんやろみたいな

でもなんかその軽さがあるお陰で
訓示のシーンとか最後の自沈シーンとか
ギャップ効果でビシッと締まって見えたりして
なんか結果的に今までの多聞中将の中で
1番良かったです浅野忠信
今回の日本人役者の中でも1番良かった

ストーリーは最初にレイトン分析官と
五十六大将が交流する描写があったので
そこを軸に進めるのかなと思ったら
そんな訳でもなく割と群像劇
ただ群像劇にするには将官オールスターズが
数が多すぎて描ききれてない感じが勿体ない
とはいえ普通に面白かったですし
ハリウッド映画にしては大変よく
考証された戦争映画なので日本人なら
観てみる価値はあるかと思います
本邦の戦争映画 大戦末期で
連合艦隊壊滅状態から話が始まってばっかりですし..
本作では完全に全力の
帝国海軍連合艦隊が見れますのでオススメです

あと..

アーロン・エッカートの
ドーリットル中佐のシーン
よく入れましたね
ミッドウェイ海戦の原因ではあるけど
何にも言及してないので
なんで出てきたのかさっぱり分からないと思います

あと..

チラッとしか映ってないけど
「同時刻 海上」みたいなテロップと共に
一瞬登場する五十六大将乗艦の戦艦大和

荒波はじきながら菊紋見せる描写
バチくそかっこよかったです..
ここ数年の大和映画で1番良かったです
米国から見た太平洋戦争。日米の立場を割と公平に描いてたとは思うけど、まぁ真珠湾爆撃は向こうの視点ではずるい許せないってことなんだろうね。

空母いぶきの現代戦を見た直後だと、ずいぶんレトロな闘いって感じもするけど、敵戦艦の真上をギリギリまで垂直降下して爆撃する戦闘機の迫力は凄いねぇ。
これは80年前の大敗ではなく、日本の未来を暗示している。
というのは、上層部の無能ぶりは現在も変わらないからだ。
当時と現在の類似点を見て行こう。

①情弱(情報弱者)
ミッドウェイ作戦は米軍に暗号解読され、決行時期もバレていた。
日本側は米軍空母が来ないと高を括り、甘い偵察で敵空母を雲下に見逃している。
コロナでも逸早く情報確保し、完全封鎖で被害を最小限に押さえた台湾。
対して我国は、インバウンド狙いで観光客の締め出しが遅れた。
IT化でも遅れを取っている我国は、現代の情報戦でも情弱だ。

②上層部の連携の悪さと命令の不統一
山本五十六司令官と南雲中将は、別派閥で意見が噛み合わない。
そのズレが魚雷と爆弾を二度も付け替えるという敗因を招く。
当初、対空母用魚雷をつけた戦闘機を用意していた日本海軍。
しかしミッドウェイ島攻略に拘る南雲が、魚雷から陸上用爆弾に積み替える。そこでの時間のロス(転換に約90分)。
更にそのタイミングで敵空母を見つけ、慌ててまたまた爆弾から魚雷に兵装転換し直すグダグダぶり。呑気な事をしてる間に、爆撃機の攻撃を受けて味方の空母炎上。魚雷や爆弾が丸出しで転がってる所を攻撃されたから、誘爆して壊滅。自爆に近いアホ丸出し。
グダグダを露呈した南雲中将は、映画では間抜けな悪役だ。

コロナ禍で日本政府もグダグダ連発。
金を出さずにアベノマスクで誤魔化そうとしたり、給付金でも困窮者に30万か一律10万かで長々揉めたり、オンライン申請に手間取ったり・・・
更に第二波が来る中、GoToキャンペーンを銘打つ。
各知事と政府が噛み合わず、キャンペーン反対の知事続出。
挙句東京除外など、互いに責任の牽制をして命令が統一されない。
日本のトップは南雲だらけ。

③硬直化した計画尊重主義
海軍はシュミレーション(図上演習)を行っている。
自軍に悪い計算結果が出ても、数字を誤魔化して問題なしとした。
ミッドウェイ作戦期日は決まっており、不備を見直す時間が無かった。見積もりを軽んじて、作戦強行して失敗する。
狙いが先にあり、それに合わせる為に不具合な情報は軽視するのだ。これはコロナ禍でも度々行われた。
インバウンド重視で観光客をすぐに締め出さない(習近平への忖度で、中国人渡航者も受け入れる亡国ぶり)。
各国がロックダウンの中、オリンピック開催の兼ね合いを捨てきれず中々緊急事態宣言を出さなかった。
そして利権絡みで、観光関連大臣がGoToキャンペーンを後押し。
先に実行日付を決めていたので、コロナ第二波が来ても問題なしとした。昔の軍部と何が違う?
常に計画が先にあり、コロナという不具合な問題を軽んじる。
状況に合わせ、柔軟に対応や計画を変える事が出来ない。
一度決めた事は、危険でも強行する。
各国が消費税を下げる中、我国は一度決定した消費税を下げる事はしない。GDPが幾ら下がっても関係ない。格差は益々開くだろう。

④失敗と責任を恐れることからくる隠蔽体質。
ミッドウェイ大敗を大本営は隠し通し、新聞には逆に大勝したと嘘の発表をする。この後大本営の発表は、大嘘のオンパレード。
隠蔽体質は日本の伝統芸だ。
安倍首相の森友・加計問題における公文書改ざん。
コロナ禍で専門家会議の議事録の不採録。
後で責任を取らされることを嫌い、最初から議事録をとらないのだ。
証拠隠滅でなく、最初から証拠を残さないという開き直り。
米軍は失敗から教訓を学び、ミッドウェイ以後の戦局で日本に勝利した。
しかし我国では失敗追求を恐れ、隠蔽に走るのが上層部の態度である。
その態度は戦後80年、当時より酷くなっている気がする。

開戦当初、日本は奇襲と優秀な零戦パイロットの技量などで連勝した。
しかし米軍が作戦や戦闘機を修正・改良して行くのに対し、戦術を変えられず状況無視の計画実行主義で負け込んだ。
日清戦争以来、近代戦での不敗神話が軍部の慢心と油断を生んだ。
麻生大臣が西欧に比べコロナ被害の少なさを、「国民の民度のレベルが違う」とたわ言。お前の民度が世界と違うのだろうが。
零戦の技量が高かったように、個人の衛生意識は確かに高い。
同時に指揮官が無能だったように、政治家は無能で麻生発言は当時の軍部の慢心ぶりを彷彿とさせる。いやゾッとさせる。
実は今も戦争は続いている。経済戦争だ。そこで日本は連敗している。20年以上デフレを続け、もはや先進国ではない。立派な貧乏国だ。
菅政権でも消費税をいずれ上げるという。経済発展を実行できず、緊縮財政で消費税を上げる位しか思い浮かばないのだろう。有能か??
ミッドウェイで日本は空母4隻を撃沈された。
その姿は未来の日本の姿ではないのか? 日本沈没だ・・・。
これは過去ではなく未来を描いているのだ。合掌。
 アジア太平洋戦争のターニングポイントとなったミッドウェイ海戦を描いた今作ですが、ローランド・エメリッヒ監督の淡白・事務的な演出と題材がうまく噛み合っておらず軽薄な印象を抱きます。
 SFディザスター映画ならまだしも、史実を元にした戦争映画でこの仕上がりはまずいと思います。

 人物描写に関してですが、一つひとつのエピソードの奥行きがないため団子の串が通ってないというか、映画のエモーションが横ばいです。せめて映画冒頭であったようなエドウィン・レイトンと山本五十六の関係性を軸に描けば起伏もつけられたとは思うのですが、エメリッヒ監督はまったくそこに焦点を当てようとはしていません。
 そのかわり登場人物の多い群像劇のような作りにはなっていますが、戦争を立体的に見せるためのものにしか扱っておらず、それぞれの人物の心理がいまいち伝わってきません。確執や葛藤、物語的引っ掛かりがなく「誰かが何かをやって、はい終わり」というような事務処理の連続で、映画全体に流れるドラマの感情はやはり貧弱です。

 登場人物の視点が多いわりに薄味なため戦争映画の盛り上がりにも水をさしており、ミッドウェイ海戦までの過程や情報戦の緊迫感がブツ切れになっています。
 肝心の戦場描写もパニック映画監督の撮り方でしかなく、戦争の悲惨さや恐ろしさまでは深く切り込めていません。ただ迫力があるだけです。

 ドイツ人であるエメリッヒ監督がアジア太平洋戦争中の日米の在り方をどう切り取ってくれるか楽しみにしていたのですが、アメリカ側の視点が強すぎて『インデペンデンス・デイ』からこの人あまり変わってないなぁ……と思います。そんな中、監督の生真面目な部分のおかげで日本陣営があまり嫌みのない描写になっていたのは好感が持てます。

 今作はエメリッヒ監督が自ら資金集めをしたインディーズ映画のような製作体制だったと聞きます。それを木下グループが買い付けて日本公開してくれた気概も素晴らしいのですが、仕上がりとしては20年前ぐらいの戦争映画だと言わざるを得ません。

このレビューはネタバレを含みます

この映画を観る前に観た映画があまりも良すぎて「こんなん観た後にエメリッヒのバカな映画なんか観れるか!」と暴言を吐いてしまったミッドウェイ海戦を描いたローランド・エメリッヒ最新作。

意外や意外、普通に良い映画だった。。

まず海外キャストがちゃんと日本語を喋れてる時点でアベンジャーズ エンドゲームより立派じゃないですか。

アメリカ万歳になりそうなところを日本側もちゃんと馬鹿な奴(國村パイセン)と馬鹿じゃない奴(豊悦と浅野)を描いているから絶妙なバランスになっていて、ますますエメリッヒにあるまじき出来になっている。

これを作ってるのがアメリカ人でも日本人でもなくドイツ人のエメリッヒだという壮大なボケ以外は普通に良い映画。

以前映画ライターの高橋ヨシキさんがこのCGを実写にした場合、この画を撮れるカメラ(レンズ)は無いと言及されていた事くらいしか情報なかったけど、うん、観てよかった。。
movieforce

movieforceの感想・評価

3.3
エミリッヒ監督作品ということもあり、
鑑賞。VFXが少し微妙だと感じたが、
迫力あり、時間があっという間に過ぎた。
先日観たTENETよりIMAX案件の作品だと思った。
作品とて、十分楽しめたが、
ミッドウェイの歴史をしっかり予習してからいった方がよいかも。
kenken1986

kenken1986の感想・評価

3.1
Midway

「海は全てを覚えている」この言葉だけが印象に残った作品。コロナ(COVID-19)で自粛していましたが、半年ぶりの映画館で観賞。ホントはTENET観ようと行ったのだが、ほぼ満席状態だったのでこちらを。ストーリーは淡々と時系列で状況を描いているので、深く掘り下げが足りないように感じる。どこに重きを置きたいのかがイマイチぼやけてしまっている。人間ドラマなのか海戦部分の映像なのか...
映像は妙にCGっぽさが目立ちすぎて臨場感に欠けてるし。ん~残念やなぁ。
(金曜レイト観賞・観客6人・客席稼働率9%)