ミッドウェイの作品情報・感想・評価・動画配信 - 4ページ目

上映館(15館)

「ミッドウェイ」に投稿された感想・評価

 アジア太平洋戦争のターニングポイントとなったミッドウェイ海戦を描いた今作ですが、ローランド・エメリッヒ監督の淡白・事務的な演出と題材がうまく噛み合っておらず軽薄な印象を抱きます。
 SFディザスター映画ならまだしも、史実を元にした戦争映画でこの仕上がりはまずいと思います。

 人物描写に関してですが、一つひとつのエピソードの奥行きがないため団子の串が通ってないというか、映画のエモーションが横ばいです。せめて映画冒頭であったようなエドウィン・レイトンと山本五十六の関係性を軸に描けば起伏もつけられたとは思うのですが、エメリッヒ監督はまったくそこに焦点を当てようとはしていません。
 そのかわり登場人物の多い群像劇のような作りにはなっていますが、戦争を立体的に見せるためのものにしか扱っておらず、それぞれの人物の心理がいまいち伝わってきません。確執や葛藤、物語的引っ掛かりがなく「誰かが何かをやって、はい終わり」というような事務処理の連続で、映画全体に流れるドラマの感情はやはり貧弱です。

 登場人物の視点が多いわりに薄味なため戦争映画の盛り上がりにも水をさしており、ミッドウェイ海戦までの過程や情報戦の緊迫感がブツ切れになっています。
 肝心の戦場描写もパニック映画監督の撮り方でしかなく、戦争の悲惨さや恐ろしさまでは深く切り込めていません。ただ迫力があるだけです。

 ドイツ人であるエメリッヒ監督がアジア太平洋戦争中の日米の在り方をどう切り取ってくれるか楽しみにしていたのですが、アメリカ側の視点が強すぎて『インデペンデンス・デイ』からこの人あまり変わってないなぁ……と思います。そんな中、監督の生真面目な部分のおかげで日本陣営があまり嫌みのない描写になっていたのは好感が持てます。

 今作はエメリッヒ監督が自ら資金集めをしたインディーズ映画のような製作体制だったと聞きます。それを木下グループが買い付けて日本公開してくれた気概も素晴らしいのですが、仕上がりとしては20年前ぐらいの戦争映画だと言わざるを得ません。

このレビューはネタバレを含みます

この映画を観る前に観た映画があまりも良すぎて「こんなん観た後にエメリッヒのバカな映画なんか観れるか!」と暴言を吐いてしまったミッドウェイ海戦を描いたローランド・エメリッヒ最新作。

意外や意外、普通に良い映画だった。。

まず海外キャストがちゃんと日本語を喋れてる時点でアベンジャーズ エンドゲームより立派じゃないですか。

アメリカ万歳になりそうなところを日本側もちゃんと馬鹿な奴(國村パイセン)と馬鹿じゃない奴(豊悦と浅野)を描いているから絶妙なバランスになっていて、ますますエメリッヒにあるまじき出来になっている。

これを作ってるのがアメリカ人でも日本人でもなくドイツ人のエメリッヒだという壮大なボケ以外は普通に良い映画。

以前映画ライターの高橋ヨシキさんがこのCGを実写にした場合、この画を撮れるカメラ(レンズ)は無いと言及されていた事くらいしか情報なかったけど、うん、観てよかった。。
movieforce

movieforceの感想・評価

3.3
エミリッヒ監督作品ということもあり、
鑑賞。VFXが少し微妙だと感じたが、
迫力あり、時間があっという間に過ぎた。
先日観たTENETよりIMAX案件の作品だと思った。
作品とて、十分楽しめたが、
ミッドウェイの歴史をしっかり予習してからいった方がよいかも。
kenken1986

kenken1986の感想・評価

3.1
Midway

「海は全てを覚えている」この言葉だけが印象に残った作品。コロナ(COVID-19)で自粛していましたが、半年ぶりの映画館で観賞。ホントはTENET観ようと行ったのだが、ほぼ満席状態だったのでこちらを。ストーリーは淡々と時系列で状況を描いているので、深く掘り下げが足りないように感じる。どこに重きを置きたいのかがイマイチぼやけてしまっている。人間ドラマなのか海戦部分の映像なのか...
映像は妙にCGっぽさが目立ちすぎて臨場感に欠けてるし。ん~残念やなぁ。
(金曜レイト観賞・観客6人・客席稼働率9%)
Penny

Pennyの感想・評価

3.0
※注意 この映画はアメリカ主体の映画です

自分の失態だった。「日米両視点から描く〜」の文句を勝手に「日本人にとっても良好な作品」だと勘違いしてしまってた。まんまとキノフィルムズの策略に。

すでに方方で、遅れた時代考証やら中国資本がなんやら言われているので今更多くは言わないが一つだけ、
開戦直後の無敵艦隊を率いた南雲忠一を未だに「愚将」扱いしてるのが腹立たしい!

今の時代日本蔑視や白人優先の映画を撮っても評価は上がらないだろうに…エメリッヒは何がしたかったのか?中国資本の中、少しは抵抗したと評価してもらいたいのだろうか。
一見硬派な作風なので勘違いする人も多いだろうが、日本上げも多少あるので反日作品に見えないところも小賢しい。中途半端な作品ゆえ、もはや古典的な棲み分けである"左右両翼"が極端に評価してしまう。

元より観る気はなかったが、この映画のおかげで「パールハーバー」という娯楽映画も、より観る気はなくなった。

この映画の見方は、スペクタルを期待して大衆娯楽映画として鑑賞すべきだったなあ。
カズ

カズの感想・評価

2.0
46作品目

この映画が史実って事ならアメリカ海軍が奇襲攻撃しないと日本海軍に勝てないと思っていた事がビックリで日本海軍はスゲ~かっけぇ~と

残念なのは中国の下りで全く必要ないしその時間は戦闘シーンにして欲しいかったな
RYUTA

RYUTAの感想・評価

4.5
自分的には良かったと思います!迫力が凄い!でも炎のCGがちょっと…
うーん、なんかダラダラ間延びしてたなあ。史実と分かっていても、やはりアメリカ目線で描かれるとちょっと「んんんん」となってしまう(伝われ)

しかも中国資本だからか知らんが無理矢理中国人のシーンをねじ込んで「日本に爆撃!!良くやった!」って言わせるの、すげえ違和感。笑


まあ、戦争でいい事なんか無いよね。アメリカ版の薄ーく伸ばした永遠の0を想像して貰えたら。でもやっぱり僕は永遠の0の方が好きだな。だって日本人だから。

あと、レビューでチラッと見かけてなるほどと思ったので引用させてもらいます。これ、今流行り(この言い方怒られる?笑)BLM運動にちょっとチクって言ってるよね。この国(アメリカ)を守ったのは、白人男性達だぞ!って。
きゅ

きゅの感想・評価

3.3
やはり日本人なので、戦争に対してちょっと被害者目線でいる自分がいて、でもこれをみるとやっぱり日本な〜ってなる。日本が負けるまでをアメリカ目線で作られたのもすこし悲しいというかなんというか複雑。わたしの曾祖父は戦争で船に乗ってるとき爆撃されたというのを小さい頃聞かされたのを思い出した。
戦争映画にしてはいろんな人物にスポットが当たってて、それはよかったんだけど微妙、薄い。あと全然見終えたあとに気付いたんだけどわたしエメリッヒのCG苦手だった🥱
やっと観た!!

海は全てを覚えている。

痺れる。

何回か地球を滅亡しかけているローランド・エメリッヒ監督節が今回も全開。

日本を貶して描いていないのも良き。