ミッドウェイの作品情報・感想・評価・動画配信 - 81ページ目

上映館(17館)

「ミッドウェイ」に投稿された感想・評価

2020/09/13(日) TOHOシネマズ日比谷 シアター1 15:30回にて鑑賞。字幕。K-18

『インデペンデンス・デイ』等のローランド・エメリッヒによる製作・監督作品。徹底的に当時の事をリサーチして史実に忠実に作ったとの事で期待大、、、でしたが、先だって2019年に公開されたアメリカではいまひとつの評価だったようで、あまり期待値は上げずに鑑賞してきました。

因みに「ちょっと予習しとくか」と思ってwikipediaの「ミッドウェー海戦」の項を開いたら、あまりの情報量の膨大さに挫折しました…(歴史、地理は苦手分野←)。




映画では序盤に大日本帝国軍による真珠湾への奇襲攻撃から描かれておりますが、もはやクライマックスくらいの激しさ。攻撃される米軍側の視点で描かれ、日本人としての僕はなんとも複雑な気持ちにさせられた場面のひとつ。


奇襲攻撃の成功により勢いづく日本。アメリカはもっと強大な軍事力をもって反撃したのかと思っていたのですが、戦力としては日本も決して引けを取っていないものとして描かれ、アメリカ側も戦のコマの進め方によってはアメリカでの本土決戦も覚悟していた者がいたというのが意外でした。

真珠湾で奇襲された反省をもって、アメリカは日本の通信の傍受と暗号解読に力を入れ、日本の次の目標がミッドウェイである事を読み取り、残る戦力をそこに注ぎ込む事に、、、。まさに第二次世界大戦の転換点となった海戦が日米双方の視点から映し出されております。



負の連鎖というか「やられたらやり返す、、、倍返しだぁ!」といった感情の応酬で戦禍は拡大していったのだろうなと思い、憎しみが新たな憎しみを生み出す虚しさを覚え悲しい気持ちに。
ただ、個人の「相手を撃ち落としたぜ!」的な描写は控えめながらあるものの「やってやったぜ!ざまあ見ろ!ヒャッハー!」的な持ち上げは双方に配慮されたのか少なくて、ヒーローは存在せずそれぞれの戦局を淡々と綴った作りに思いました。



観終わっての感想としては「ちょっと大味だったかな…」という印象。これは僕の予習不足も大いにあるのでしょうが、登場人物が多く群像的に描かれる部分がメインなので人物像が頭にちゃんと入ってこないまま話が進んでいく…!涙
オフィシャルサイトのキャストを頭にある程度入れてからの鑑賞をオススメします。
そんな感じで「コイツが主役!」という描き方でもないので感情移入が難しかったのも残念なところの一つかな、と。

とはいえ戦闘の映像はどこを切り取っても圧巻。
「あ、ローランド・エメリッヒはこれが描きたかったんだな…」と感じ取りました。


あとは主要な日本人キャストに中国人とかを起用していなくて好感(中国資本が入っているからか謎の中国持ち上げは気になりましたが…)。
豊川悦司、浅野忠信、國村隼の安心感は良かったですね。ただ基本英語での会話の中にいきなり日本語が入って来ると、頭の中での処理に若干時間がかかるという事が分かりました。笑


歴史を知る意味で現在にこういった映画を観るのも大切だと痛感。
戦争を体験した事がない人が観て、戦争の虚しさを知るには良い映画だったと思います。


[2020-142]
kurumi1115

kurumi1115の感想・評価

2.5
中国資本が入ってるせいかな、何か偏りを感じる。
アメリカ英雄、日本は悪。
日本人俳優の出演はおまけ程度でしかなかったな。
映画館で観なくてもDVDで十分だわ。
kyo

kyoの感想・評価

4.0
太平洋戦争の映画です!
反戦をテーマにした物では無く、見応え充分のエンタメ戦争映画です。

舞台は 真珠湾攻撃〜ミッドウェー海戦!
そして 何と言っても日本軍の暗号解読をした米軍の情報力と決断力のスゴさですよね😁

『永遠の0』でも描かれてましたが、この戦いでの敗戦が完全に戦争の流れを変えた。
まぁ そうじゃなくても国力に差があったので どの道 敗戦は目に見えてました!

日本人なので日本が負ける映画は余り気持ちの良いものではないが、カッコいい映画でした😁

このレビューはネタバレを含みます

ロシュフォールおじさんかわい~
日本兵が全体的にホワイト企業設計だった
Tommy

Tommyの感想・評価

3.5
日本人なので、単純に面白いと言うのは違う気がするが、戦闘シーンは見ごたえ十分、さすがエメリッヒ

制作者の意図に偏りは感じてしまうけど、いろんな見方、角度、表現が合っていいと思う。

日本人キャストにしっかり日本人俳優を据えてくれると安心感が違う。

音響、画角ともに映画館で見てよかった
戦争映画の軍人役となるとこうも日本語が聞きづらいのは何故なのか。
もちろん英語には字幕がついてるため文字で理解することと、耳で聴いて理解することの差はかなりあると思う。

学校でミッドウェーやるときの教材映画として凄い良い。
全然感情移入できなくて、無で観れるし、爆撃の臨場感はとても強いから映画館で観るべき作品。
lily

lilyの感想・評価

3.5
・実際のミッドウェイ海戦に関する知識は高校で習う日本史程度しかない状態で見ました。それに空母や戦闘に関する知識はど素人なもんで、その辺は多分理解し切れてなかったです。

・でも戦闘シーンはすごくのめりこめた。アメリカ側が日本の戦艦の爆撃の雨の間を縫って爆弾は落とすシーンはハラハラしたし、すげーって思いました。大迫力。こういう戦闘シーンってどうやって撮ったんだろう。SFXかな?

・パールハーバーの前は日米が友好国だったの知りませんでした、、

・アメリカ兵が戦闘じゃなくて訓練で死亡していくシーンが辛かった。不安を顔や口に出しているのも、アメリカ軍がまだ少ない未熟な兵で構成されていて、ますます日本の奇襲は完全に予想外だったことが思い知らされた。

・そして日本に強さに驚いた。それにアメリカがあんなに日本を恐れていたことも。零戦の強さや、日本の空母の多さ、海軍に強さというのは聞いていたけど、そこまでとは。

・戦争は情報戦があってこそだと思った。
情報部が日本の行動を予測しなければ、日本が命令をしっかり伝達し熟考していれば日本は勝って、アメリカに本土決戦を挑めたのかも知れない。日本が負けるとわかってるから見ていて辛かった面もある。日本は戦闘力で圧倒的に有利だったのに。なんで負けたんだって。

・最後の空母と命を共にするシーンでも、彼らの経験を持って帰って次の作戦に生かすことをなぜしなかった。

・そしてやっぱりアメリカ映画だからアメリカの視点が多かった。しょうがないとは思う。それでもだいぶ日本のことを入れてくれたし、日本の俳優陣もとてもよかった、その点はよかった。
真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦までを日米両国の視点から描いた作品。

という、宣伝文句だったと思うのですが、日本への配慮も多少は感じましたが、結局はアメリカ視点の作品だったと思います。
ま、アメリカ制作作品だしねとは思いつつ、期待外れ感が。

結局ベストが終盤、空母を攻撃する際に言い放った言葉がアメリカに取っては全てなんだなと思いました。

VFXの戦闘シーンはとても迫力があり、時間も多く割いているのでエンタメとして良かったのですが、暗号解読が勝敗を分けたというのなら、そこはもっと丁寧に描いて欲しかったです。
すごい!
迫力満点の戦闘シーンに目を見張った!
心臓いくつあっても足りない…
日米、公平に描かれていて好感持てる史実映画だと感じた。日本がミッドウェイ海戦で勝利していたら…歴史はどうなっていたのかと思わずにはいられない。
途中、ミッドウェイ海戦最中に撮影していた監督がいたことにも驚いた。命より撮影なのか!でも調べたら怪我で済んだらしい。その映像が見たい。
KUBO

KUBOの感想・評価

3.5
今、この作品を世に問う意味とは何だろうか? イーストウッドが『硫黄島からの手紙』を作って以来、ただ勝った負けただけの戦争映画は終わったと思っていたが、本作はSFXの進歩以外1976年版となんら変わらない。

太平洋戦争の分岐点となったミッドウェイ海戦が如何なるものかは、学校では習わなかったから、それこそ1976年版『ミッドウェイ』を見て学んだ。

戦力的には圧倒的に有利だった日本軍が、暗号電文が解読され米軍に筒抜けだったために壊滅的打撃を受ける。

最新のSFXで描かれる戦闘シーンは確かに大迫力! 大きなスクリーンの中で複数のドッグファイトを俯瞰で見せたり、CG技術の進歩は圧倒的だ。だがドッグファイト自体のカッコよさは『永遠の0』に譲る。本作は物量を描くCGで、『永遠の0』はスピード感かな?

ハリウッド映画だから基本米軍側から描いているけど、南雲中将の武装換装の命令ミスで零戦が発進できないまま赤城が撃沈するのは『永遠の0』に詳しい。ほぼほぼ同じ戦いの流れを描いているので『永遠の0』と見比べて見るのもおもしろいだろう。

だが問題は、本作には、『永遠の0』にあるような、戦争がいかに虚しいものかというようなテーマが何もない。「日米の兵士に捧ぐ」なんてメッセージは流れるが、結局旧態然とした勇敢な兵士たちを称えて終わる。戦争映画としては時代錯誤も甚だしい。

それと気になったのは中国資本。冒頭から「この映画も中国資本か〜」と心配しながら見ていたら、日米の決戦である『ミッドウェイ』に無理矢理中国人が出てきた。東京を爆撃した米爆撃機が東シナ海に落ち、中国に降り立った米兵が中国兵に囲まれるが「日本に爆弾を落としてきた」と言うと中国兵は米兵に握手を求め英雄のように扱う。

さらに、今、東京を爆撃してきたばかりの米兵が、その直後中国を爆撃した日本軍機に「一般人を殺すとは…」とか言って日本軍を非難する。今、お前らが東京に落としてきた爆弾は誰を殺してきたんですか?と言ってやりたいし、米軍の爆撃は問わず日本軍の爆撃は非難する脚本の偏りにはイラッときた。

これは中国人へのサービスシーンなのかな? 日本海軍の空母が次々沈む様を見て中国人は喜ぶのかしら? 今『ミッドウェイ』を再映画化する意味は中国でヒットが見込めるから? だとしたら腹立たしいが、そう思えばこの「ただの戦争映画」が今作られた意味も分からなくもない。

評価は作品は凡庸なので☆3つ。迫力あるSFXにプラス0.5で、☆3.5である。