あきたねる

T-34 レジェンド・オブ・ウォーのあきたねるのレビュー・感想・評価

4.4
拙者、主砲からスローで砲弾が出る演出好き好き侍と申す。

すごく面白かった!ストーリーはもちろんカメラワークも音も良くて、戦争映画というよりも因縁の相手との決着を果たすような熱い展開に胸打たれた。
実は某戦車アニメで出る戦車が主役だと知って、ミーハーな気持ちで近場で上映してないから少し遠くの劇場に足を運んだけど、これは映画館で観るべき作品だった。

大佐のラスト、手を掴んだ時道連れにするんじゃないかとヒヤヒヤしたが、ただの熱い男だった。大佐最高だ。

ヴォルチョクがパンターを乗っ取って意識飛ばしそうになりながら照準合わせてるところで泣いた。戦線離脱したと思ったキャラが、味方のピンチに戻ってくる展開大好きなんだ。

新型T34の初駆動のとき、ステパンがT34のこと「猛獣殺しだ!」って意気込んでたけど、既にパンター(豹)のこと殺す気満々で見てるこっちがウキウキした。

初戦の村での戦いも、夜の市街戦も最初から最後までドキドキしてこの感想を打っている間もまだ治らない。何でもかんでもスローにすればいいと思ってるんでしょ!!!好き!!!!

完全版も見たいのだけれど、今回の劇場含め我が県では上映されないようなので県外まで出向くしかない。面白いから仕方ない。

(2020.3.2 追記)
ダイナミック完全版のエンディングさぁ...
パンフの最終ページさぁ...うぅ...泣