今作の「ミディアム」とは「教育言語」の意味
授業を含め学校で使う言語はイングリッシュかヒンディーか
中流家庭(いわゆる成金)のラージは娘のピアを難関私立小のグラマー校へ入学させたいという妻ミータの願いのため下町から受験に有利な高級住宅街へ引越しをする
けれど周りの上流層にもなじめず面接も失敗ばかりで受験した私立校すべて不合格になってしまう
最後の手段として「低所得者枠」を狙いわざわざ貧民街へ引越しをするのだが…
コメディだけど、要所要所でグッとくるセリフやシーンがあって考えさせられる
特に、貧民街で友になったシャームのセリフが重い
政治家は金を奪い
建築業者は土地を奪い
金持ちは教育の機会まで奪うのか
インド映画界はずっと一貫して教育が商売になり過ぎることへ警鐘を鳴らしてきた
「きっとうまくいく」や「きっとまたあえる」では過度な受験戦争を
「スーパー30」や「バーラ先生の特別授業」では教育の平等を訴えてる
今作のテーマはやっぱり「英語ができないと(私立校へ行かないと)人生終わり」という考え方は良くないって事かな
ちょっと富裕層が悪みたいな立ち位置になってるのが気になるけど
ただ2026年現在、その溝はより深くなってる気もする
-----以下オチに触れます------
ラージとシャームが仲直りするシーンはないし、公立校へ転校させられるピアの気持ちは…と心配だけどまぁいいか
公立校の子のステージも意図が少し不明
公立校だって才能ある子いるよ、ちゃんとしてるよ、毛嫌いするなよって事かな?
だとしたらこの作品は富裕層へ向けて?
そんな風にオチがちょっと思ってたんと違うなーと思いつつ「WAR!」のルヒ役でもあるピア役のディシタ・セーガルちゃんがずっと可愛いのでOKです✨