RIO

フェイクのRIOのレビュー・感想・評価

フェイク(1997年製作の映画)
4.0

N.Yマフィアの5大ファミリー
その1つであるボナンノ一家
実在したジョー・ピストーネが執筆した手記
原題「Donnie Brasco」
ドニー・ブラスコは潜入して
ジョー・ピストーネが捜査官として
使っていた偽名
マフィアに6年間も潜入捜査

FBI捜査官としてマフィアのレフティーに近づくドニー
うまくマフィア組織のなかで立ち回るようになって
信頼を勝ち取っていくから
いつしかドニーは見込まれて完全に
レフティーよりも存在感が出てしまう

潜入捜査官としてもマフィア間でも
正義はあって
その狭間で苦悩する

レフティーは少しだけズレてる
何人も殺して忠誠心を
見せてきたはずなのに
ほんの少しだけ
たまにやらかしちゃう
イマイチうだつの上がらない
で出世ができない

何かあったかい
男の友情がじわじわ
静かでゴージャス

監督マイク・ニューウェルのセンス

ファッションも好き
アル・パチーノのハットにファーのコート
デップのレザーのJK

レフティー のアル・パチーノと
ドニーのジョニー・デップが素晴らしかった
特にアル・パチーノの丁寧な心情描写の演技と
ラストの言葉は痺れました

哀愁です




「お前だから許せる」
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