ぴな

フェイクのぴなのネタバレレビュー・内容・結末

フェイク(1997年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

マフィアを演じるアル・パチーノはやっぱり渋くてカッコいい。

マフィア×マイケル・マドセンはどうしてもレザボア・ドッグスが真っ先に思い浮かんでしまうな。

インファナル・アフェア然り、潜入捜査ものは緊張感が醍醐味ではあるものの、フェイクはよりドニーとレフティの2人の友情を描いていて、とにかくもうやるせない。
初めは仕事だったものの、徐々に心もマフィアに染まっていくドニー。
それは、もうFBIには戻らないという決意をさせるところまできていた。
そして、裏切り者がドニーだと分かってもなお、『お前なら許せる』と自らの幕引きをしようとするレフティ。
違った形で出会っていたなら、と思わずにはいられない。
レフティがまたうだつの上がらないマフィアというポジションなのがいいよね。

たとえ仕事で成果を上げても、懸賞金をかけられて一生マフィアから追われる身だなんて恐ろしい。
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