このレビューはネタバレを含みます
Filmarks試写会にて。
もともと母の影響で草間彌生さんが好きなので、講義やテレビでドキュメンタリーを観たり松本市美術館にも足を運んだことがある為、今回の映画の内容の大半は観たことがあったり知っていることが多かったように思った。
特に、ミラーやソフトスカルプチュア、展示で埋めるように作品の写真を貼るアイデアの話のシーンが1番心に響いた。“女性”という立場やより著名な方がそのアイデアを使い自分を超えて話題になるなんて…美大にいる私にとってはその苦しさがひしひしと伝わってきた。
草間彌生さんがもともと好きな方が新たな一面を見たくて…だとあまり面白くないと感じるかも知れないけれど、“草間彌生”というアーティスト自身を新しい商業施設のオープ二ング作品として多くの方に知ってもらえることが何よりも嬉しく思いました。