草間彌生∞INFINITYの作品情報・感想・評価 - 25ページ目

上映館(2館)

草間彌生∞INFINITY2018年製作の映画)

KUSAMA: INFINITY

上映日:2019年11月22日

製作国:

上映時間:77分

あらすじ

「草間彌生∞INFINITY」に投稿された感想・評価

ぷち子

ぷち子の感想・評価

4.4
面白かった。面白いだけでなく、途中たまらなく辛くて、泣いてしまった。

今草間弥生さんが評価される理由は、昔から前衛的な芸術をぶれずにやり続けていたことや、SNSの性質と草間さんの芸術がマッチしていることなどが挙げられると思う。けれど、この映画で印象に残ったのは女性に立ちはだかる見えない壁や、そのもの自体ではなくてその人のあり方で評価されるされないが決まってしまう面白くなさへの共感にあると思う。

その人自体、その人が女か?美人か?白人か?インテリか?などで自分が生み出したものへの評価も決まってしまい、どんなに新しいことを生み出しても、よりウケがいい人にアイディアを盗まれてしまうような息苦しさって現代社会では結構溢れているように感じる。そんな私たちには刺さるし、慰めになるんじゃないかな。

草間弥生さんの作品がこれからも生み出されることを願って。とっても素敵な映画でした。
Wonkavator

Wonkavatorの感想・評価

4.0
草間彌生史
短い尺ながらも、過去作「わたし大好き」などよりも草間史を上手くまとめていた感

こう言う言い方は陳腐かもしれないが、
日本が世界に誇る日本人。

アートでありながら彼女の活動と功績こそ
ノーベル平和賞に値する領域

ニューヨーク時代の草間彌生マジカッコいい!!
時代の先駆者

アンディ・ウォーホールが彼女の手法をパクリ
その他のアーティスト達もこぞって彼女のアイディアを盗んでいた時代...

ソレは今でも変わらず、俺に言わせればチームラボのソレも草間彌生のパクリでしかなく....



唯一残念なのが、もう少し音楽に気を使って!
劇中エンドロールやエンドクレジット中の音楽が、ダサいかショボイかのどっちかだった...
ジョセフ•コーネルと草間彌生が付き合っていたことは知らなかった。二人がコーネルの家でいちゃついてるときにコーネルのママが草間に水をぶっかけて、コーネルが草間にでなくママに謝ったというエピソードは可笑しかった。
草間がその当時の自分(付き合ってるときの)をラブリーでキュートと評していることからも、彼女がいかに自分を客観的に見た上で戦略的に業界に売り込んでいたのか分かる。着物きたりするのもそうだし。
しかしつくづくアートって作品や作家への同時代の評価が当てにならない。アートだけじゃないけど差別だったり偏見だったり権威だったりが付いて回っていて、草間はこうして世に出たけれど、どれだけのアーティストが歴史に埋れていってしまったのだろう。草間彌生のように実力のあるアーティストでさえ認められなかったことを考えると相当な苦難の時代だったのだろう。(今もかも)
オノ•ヨーコとの関係とかも気になったけど触れられてなくて、美術史というよりあくまで草間彌生という人間の軌跡についての映画だった。
a0cacao

a0cacaoの感想・評価

3.7
14年前から撮影したとのことで、とても丁寧なつくり。インフィニティというタイトルに込められた想いも素敵。
情報量がとても多いので、何度も観たい。美術館で流れている動画をもっと詳しく長く観れた感じの情報量。

今でこそ世界から名声を得ているけど、当時は家族関係に地元バッシングに差別にパクリに。そりゃ人間こわれる。
差別もまだあるなか戦略的な売り込みをしてるところは人間的な強さを感じた。また美術展いきたい…
pherim

pherimの感想・評価

3.5
草間彌生の一代記。NY時代にウォーホールら抽象表現主義&ポップの大物達が草間から剽窃する場面に盛った感あるのはご愛嬌として、地元松本市でのバッシングなど日本人には撮りがたい距離感と鋭角性。観客心理を巧く抑えたウェルメイド語りは飽きさせず、日本公開待たれた秀作。
松本の裕福な家の出で画家になることは家族に反対されたとか
ニューヨークで前衛的活動してたとか
ごく断片的にしか知らなかった草間彌生の人生

オキーフに憧れてお手紙出して作品送って本人から返事があって
ニューヨークに行けと勧められて渡米した
とか
ジョゼフコーネルと交際していてコーネルさんの電話攻撃にあったとか
ソフトスカルプチャーの作品を最初に作ったのにほかの白人男性アーティストにパクられてそれでも無視されたとか
面白すぎるドキュメンタリー

半端なく真剣で
でもセルフプロデュースできて
疲れ果てて絶望して病気になるほど追い込まれたけど
立ち上がり世界の平和、永遠の愛を訴える作品を作り続けるパワーの強さよ!

ニューヨークで一度オキーフと会っているって最後の字幕スーパーが素晴らしい
松本市美術館行きたい
mamihidaka

mamihidakaの感想・評価

4.0
久しぶりにドキュメンタリーでいいもの見た気がする。草間彌生の語りすべてが琴線に触れる
入り口からアートな空間。

色んな時代、色んな草間さんの顔に出会える映画。

外国の女性監督が撮っている。

もう一度観たくなる映画。
草間さんは、心の友だち。

草間さんの話を聞いていると、草間さんの心の泣き声が聞こえてくるようで、もらい泣きしてしまいそうになる。

もっと一緒にいたいから、もう一度観たくなる映画。

自分の描いた絵を見て「素敵〜」と惚れ惚れしていう草間さんを前にテレビのドキュメンタリーでみたことがある。自分の作品に惚れ惚れしちゃうそういう天然なところも大好きーと思ってきたけれど、この映画を観てからは、あれは天然だからなわけじゃなかったかと思うようになった。

今回、草間さんが迫害されてた時期の話も出てきたけれど、その時代を知らない世代の人たちにも、必ず通じる話だから、ぜひこの映画を観て欲しい。
Ma

Maの感想・評価

3.8
草間彌生の人生が波乱万丈であったとはなんとなくは知っていたけれども、改めて、生きるとは、人生とは、を考えさせられた作品。

海外で活動するなか、故郷からも、家族からも否定され、 そのうえ長い海外生活のあとにまた日本に戻る決意をしたこと…考えただけでも胸が締め付けられる。
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