「半世紀以上早すぎた天才」
この映画観るまでは、ちょっと派手なおばちゃんやなぁぐらいでしたが、もうやってること全てに前例がない。
1950年代に単身アメリカに渡って、私は画家として生きていくんだ…
この映画見た次の日に小さい個人でやってる女性用服屋さんで、オリーブ色のパンプスの下に草間彌生の本が敷かれているのを見つけて運命を感じた。店員さんはたぶんこの本を読んでいなくて装飾のために置いていると…
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恥ずかしながら、今の草間彌生さんしか知らなくて、それも、あーあの水玉の人ね、くらいの知識しかなくて。
でも御歳90歳、ここまでくるにはもちろん歴史があったのだろうけど。知ろうとしなかった。
この…
水玉は可愛くて怖い。
彼女の瞳は何も見ていないようで全てを見ようとしている
虚無と貪欲が量産されて溢れかえって
目を閉じてもチカチカ残像が残る。
世界は彼女を持て囃すようになったけど
健やかにどん…
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1929年長野県松本市生まれ。
幼少より絵を描き始める。
戦後、手紙と作品を送った憧れの女流画家ジョージア・オキーフに都会に出るよう助言されたのを機に、これまでの作品2千枚を焼き捨て、新たな決意で…
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