サントス高野

生きるのサントス高野のレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
3.2
冗長に感じた
七人の侍の感動には到底及ばなかった
人物に魅力を感じない

二部構成
前半は自分の死期が近いことを知り絶望する市役所課長、死んだように生きた30年間を振り返り、人々のために本気になるまでを描く
後半は彼の死んだ翌日、通夜の宴会の席で周囲の人間が、彼の最後の仕事を振り返り何を思うかを描く

前半、主人公の決意までがとにかく長い
態度が不快、とにかく終始一貫してボソボソと回りくどく話し尺を取るもんだからこっちまでイライラ、そういう設定だからそれほどまでに演技がうまいといえばそうなんだが

役所の縦割り機構からくる無能っぷり
自国の遅れた文化に多大なるコンプレックスを抱き西洋に憧れた時代、不自然にカタカナ語を多用する人々やその服装が風刺的
人間結局こんなもんだよね、っていう皮肉なラスト