寿司

生きるの寿司のレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
4.7
ボロボロ泣いてしまった。
「いや、それはその…」しか言えないような男が、自分に命があると気付いてから彼の中に一種の狂気が生まれ、周りの人は彼の空気に呑まれていく。
ヒーローみたいに世界中に認められる存在でなくていい、生きたその人に価値がある、という奥ゆかしい映画であった。
構成、カメラワーク…これが東宝20周年記念作品とは随分豪華だなぁ。
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