ジーナ

生きるのジーナのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
4.9
余命幾ばくもないと知った時、人は何をするべきか・・・。

虚ろで覇気のない志村喬さんの表情だけで、全ての感情を読み取れる名演技。

中盤からは徐々に死ぬまでにやらなくてはならない使命を見出し、終盤はまさかの展開。
非常に斬新すぎる構成である。
それに勇気を貰えました。

さらに良かったのはハッピーバースデーのシーン。
鬼才ゆえにできる演出だと思う。
ぜひその目で見て欲しい。

脚本、演出、演技すべて素晴らしい傑作。
ジーナ

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