Momo

生きるのMomoのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
4.8
わたくし、昨年舞台版生きるにて、黒澤明監督デビューを果たしたばかり。(市原隼人の光男、すごく良かった、、)

驚いたのはエンディング。
希望に満ち溢れたエンディングの舞台版しか知らなかったので、とても驚いた。
やるぞやるぞーってその場では躍起になっても日が経つとその宣言は嘘だったかのようにまた平凡で単調な日々を過ごしてしまう、、、
自分もそういう経験はあるので(ありまくり)残り少ない人生そんなんでいいのか?と黒澤明監督に叱られたような気がした。

観てよかった。

P.s. 何年も何十年も前から、毎晩9時からの映画鑑賞を生きがいにしてる、自慢の祖父、オススメの一作。
(私に観せたいからと、わざわざTUTAYAに行き、生きる、天国と地獄、七人の侍を借りてきてくれた。※1日で見切れるはずもないのに、、笑)
俺はこの作品(生きる)の構想が好きなんじゃと、普段無口な祖父が黒澤明になると雄弁になる。そんな祖父と今回一緒に観れて良かったし、まだまだ色んな事を教わりたいなぁと。つい記しておきたくなったエピソード、、、
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