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「生きる」に投稿された感想・評価

官僚主義に対する醒めた視線がブレないラストが印象的。
世直し大義の為に働くわけじゃない、全ての普通の一般人に見てほしい作品。
なつこ

なつこの感想・評価

3.9
志村喬の笑った顔が切なすぎて耐えられない..
有名作品ですね。
そして「名作」の呼び声も高い作品。

たくさんの人が良いというものには、
たまに
「なんでこれを良いと?」と、
生きている気力が吸い取られる様な、
そんなハズレも(私的には)あるけれど^^;
やっぱり本当に面白いものもあるもの。

「生きる」
面白かった。
良かった。

そしてこの作品を見て面白いと思える程度に自分が年をとっていてよかった。

古い、白黒、何か雰囲気が陰気
という三重苦により敬遠されがちかもしれませんが、
未見の方で興味がある方、観る価値アリだとお勧めします。

何しろ古い映画なので
表現方法の現代とのギャップは当然ある物として
そこは、そういうものだと割り切って観ると、
時を経ても共感できる大きなものがある気がします。
逆にこの表現すげえええっていうのもあります。

それぞれの登場人物の置かれた状況の違い。
その違いから発せられるそれぞれの言葉。
鑑賞者はそれぞれを第三者の目線で見られるようになっている所が本作の魅力を高めているのかななんて思いました。

初見は2012年。
既に黒澤映画全作品の8割方見終えた現在、
本作の主役を演じた志村喬さんの大ファンになってます。
なんて凄まじい役者さん!!!
momonomama

momonomamaの感想・評価

4.3
公務員の典型、、、とでも言うのでしょうか?
昔、市役所に勤めてる人が「仕事は仕事と割り切って仕事以外で人生謳歌してるから」てな風なことをおっしゃってたのを思い出しました。
そんなもんかぁと思ってたのですが、この主人公の市役所勤務渡辺さん(市村喬)もそんな感じ?いや、仕事以外で人生を謳歌もしていないですね。
ただただ、黙々と目の前の職務をこなし、子供にも冷たくされ、そして挙句は胃癌だと判明する。
でも、そこで「まだできることがある」と気づいて子供たちのために公園を作る。
重いテーマなんですがそれなりに笑いも含み、カットがいい。
さすが黒沢明って完成。
しかし、、、ヒアリングの弱い私には字幕が必要でした(笑

(2014年視聴)
背中が曲がって這う這う歩くすがたと反対に爛々としている目
ブランコで歌うとこ、滑稽な程哀しい
ぺ

ぺの感想・評価

5.0
構成、脚本が完璧すぎる。
志村喬の表情だけで語る演技も素晴らしい。
生きるパワー貰えた。
記録。
結局、私の中での黒沢映画ベストはえいきにこれかも。
多分、今の日本にまたとても求められているタイプの映画。
人間の美しさも醜さもグロテスクに。黒澤明の映画だ。
「俺にも出来ることがある」
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