生きるの作品情報・感想・評価

「生きる」に投稿された感想・評価

mk

mkの感想・評価

4.3
いのち短し恋せよ少女
yamgt

yamgtの感想・評価

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鑑賞記録用
よ

よの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今まで見てきた中で黒澤明は人間社会での「正義」とは「悪」とは、という事を大なり小なりテーマにして描いてきたように感じるが(羅生門はそのテーマでの最高傑作だと思う)、この映画は今までとは異質に感じた。

現代社会において「生きている」ということはどういう事なのか、黒澤明の「死生観」が存分に反映されているように感じる。黒澤明の映画での本質的な人間の問題に対する深い洞察力には毎回驚く。

昔の映画だとは思えないくらい楽しめた。
無駄なものが一切なく研ぎ澄まされていた。羅生門で展開された様々な視点からのストーリー進行も存分に発揮されていて、黒澤明お得意のエンターテイメントもバッチリ。とくに今回の映画は演出の素晴らしさ、構成の素晴らしさが際立っていた。

個人的に大好きな黒澤映画の常連、志村喬は流石の演技力。台詞の少ない役を多彩な表情で演じている。気になったのは黒澤映画の他の常連組(三船敏郎や千石規子とか)があまりいなかったのも印象的だった。それだけ志村喬の演技にフォーカスされていて志村喬が好きな自分にとっては嬉しい限り。

映画を見終わった後に「生きる」という事を考えずにはいられない。最後の瞬間にどんな感情だったのかは最後まで語られず、代わりに渡辺がゴンドラの唄を歌うシーンの演出、構成が素晴らしかった。
渡辺は最後の時に、ブランコの上で何を思ったのだろう。考えずにはいられない。

見終わった後に、僕の大好きなエッセイである池波正太郎の「男の作法」に書かれていた「自分が死ぬという事を若いうちから考えないといけない。考えるというより、ただ漠然と思っているというだけで生き方は違ってくるんだよ」という言葉を思い出した。

他にも色々と思うところはたくさんあるけど、とにかく定期的に観て、生きることについて考えたくなる大傑作でした。
らむね

らむねの感想・評価

4.9
皮肉な結末が好き。
こんなもんだよな、
人間って、
と思う。
でも、やっぱり、主人公の生き様をみて、何か変化のできる人間でありたい。
yukka15

yukka15の感想・評価

4.8
人間をこんなに鋭く優しく描写できるってすごい。アメリカ占領下の50年代の様子もすごく興味深い。心にズーンっとくる大傑作。
ooooo

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3.8
初黒澤作品。監督がすごいのが主人公の演技がすごいのか。
生きることは自分で選択して行動していくこと。全ては自分次第。
女性との対比が良かった。
sal1987

sal1987の感想・評価

4.0
自分は「生きて」いるかな…
考えさせられました。
主人公がどう生きるのかを描く前半、他者が主人公の生きる姿をどう見たかを描く後半。この語り口もさる事ながら、単純にお話が面白い。静かに、それでいて確かに画面に満ちる命の輝き。希望もやるせなさも混じり合ったラストに泣く。
とち

とちの感想・評価

4.0
何かを成し遂げたい、情熱を持って生きたい、死んだように生きたくない
素敵な話だった
ストーリー死んでからがいい。
公園…ラストの渡辺さん…
mtmg

mtmgの感想・評価

4.3
メッセージ性は高いけど脚本や見せ方が秀逸で映画としての完成度が高いので全く押し付けがましくない。志村喬の独特な演技が良いし、後半の時系列が行ったり来たりする演出でテンポを出す手法は60年以上前の映画だと思えない。
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