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陸軍のyのレビュー・感想・評価

陸軍(1944年製作の映画)
3.7
木下惠介の映画、基本的に戦争賛美でちょっと首を傾げるところも多い。国の為に死ぬのが正義とされる日露前後の日本で、身体の弱さで兵士になり損ねる青年。戦友だ、戦友だ、人の屍の上に成り立つ友情とは如何に。わが子の命を惜しむ当たり前の気持ちを表出できない異常な世間。当時の日本人の気持ちは全く理解ができないが、現在の日本にも通ずる何か大きな力を感じた。
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