特売小説

キングメーカー 大統領を作った男の特売小説のレビュー・感想・評価

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大義より承認欲求、夢より自尊心を選んだみたいな展開は人間そのものを見せられたみたいでもう背中がぞわぞわするような夢心地でしたけれども。

その前の段落、大統領候補指名大会の緊張感も然る事ながら。

敵陣営から買収に来た二人組、良い警官悪い警官的組み合わせかと思いきや悪い奴ともっと悪い奴、自分と鏡合わせみたいな切れ者でした的な展開はこれとても物語的で個人的にはハイライトでしたかね、と。

エピローグは蛇足に感じましたけれども全体、端的に言って分かり易くて面白かったすね。
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