もーーー

キングメーカー 大統領を作った男のもーーーのレビュー・感想・評価

3.5
1960年代のある政治家と男の話。

確かに周りの政治家がお金や権力を使っているのに
良い人だけが正々堂々戦っても勝てないのかもしれない。

韓国の選挙における全羅道・慶尚道の地域地盤についても描かれていたのも印象的。
日本も国の代表を直接選ぶ。ということになったら、韓国のような地域対立もありうるのだろうか・・・・。

他のユーザーの感想・評価

まさと

まさとの感想・評価

4.0
韓国の政治史。
実名を使ってないのは、フィクション性が強いからなのかな?
この手の映画を日本が作ると国威発揚的になってしまうのと比べて韓国の成熟を感じた。
キム ウンボムとソ チャンデの恋愛映画。
ソ チャンデが日陰の身である愛人。
最初は自分の欲の為にキム ウンボムに近付いたけど、眩しいまでに正しく政道を行くキム ウンボムに徐々に惚れてしまい、政治家としての立身を全力で支える。いつか自分も光ある表に出ることが出来る。キム ウンボムが導いてくれると思いながら。
ずーっと、そんな感じで観たら、最後まで恋愛映画に見えた。
テレサテンの名曲“愛人”みたいなドラマ。
TF

TFの感想・評価

3.4
 2022年 鑑賞222作品
 オオトリはこちらの作品

『キングメーカー大統領を作った男』 

 本当は劇場で観たかった🥲
 締めはソルギョング様と決めてました✨

 苦労の末、最終的には大統領となる
 金大中とその選挙参謀だった
「厳昌録(オム•チャンノク)」を
 めぐる実話を基に作られた作品

 韓国らしい賄賂、賄賂による
 国民への買収活動•••
 呆れるほどの徹底ぶり
 権力を手に入れるためには
 手段を選ばない•••
 
 そんな選挙活動の影の首謀者として
 支えたソ•チャンデ(イ•ソンギョン)
 しかし、やり過ぎた彼は、最終的に
 切り捨てられる•••といった作品

 前半は割と良かったけど
 中盤中弛みしてダラダラとした
 展開は集中力が持たず•••
 ちょっと、残念でした🤔

 実際、韓国国内の観客動員数も
 低迷(78万人)
 2021年放映の『モガディシュ』
 の361万人に遠く及ばす•••
 
 モガディシュは早めに観よおっと😊
23027『キングメーカー 大統領を作った男』実話、へえ、金大中氏の話かあ。まあ、勝てば官軍負ければ賊軍とも言うからなあ。目的と手段とか、理想と現実とか、色々考えさせられる中身やったなあ。中々の見応えある作品でした。
dai

daiの感想・評価

3.9
この作品は、金大中大統領と彼の参謀の実話に基づいた話。

ソル・ギョング扮するキムはいわゆるみかん箱の上で演説するような弱小政治家であった。ある日、チャンデという青年がやってくる。彼は「1票を得るより対抗馬の10票を減らす方が良い」と進言し、キムの右腕として対抗馬のネガティブキャンペーンを行なっていく。キムはチャンデと共に政界へ進出していくのだが、、、

政治は薄汚い世界。理想だけではのし上がれない。しかし、上に立たなければ何も変えられない。そんなジレンマがひしひしと伝わる映画であった。
異榻同夢

 金大中韓国元大統領をモデルにした野党の大統領候補(ソル・ギョング)と、その選挙参謀だった男(イ・ソンギュン)の関係を、実名でこそないものの、ある程度史実に沿ったストーリーで描く、骨太のポリティカルサスペンス。

 韓国ならではの権力批判もさることながら、民主主義の実現という同じ夢を見ながら、そこに至る手段に対する考え方の違いから袂を分つことになる二人の男のバディものとしても見応え十分。
soo

sooの感想・評価

4.0
ラストシーンが良い。後悔先に立たず。嘘が見抜けなかったから仕方ない。
にしても、イ・ソンギュンの声が素晴らしい。
バニラ

バニラの感想・評価

2.8
チャンデは世の中を変えたい思いから新民党に所属するウンボムに肩入れする。
大統領選の裏側を描く実話を基にした物語。
モノクロの映像も挿入され、ドキュメンタリーぽさがあった。
理念の全てに同意する事はあり得ない、政治の世界では信じた相手の裏切りは付き物なのだろう。
選挙に勝つためと政治を正すためが異なるとは、勉強になったと言うべきか。
相手の良心に訴えるニワトリの話し、考え方の違いはわかるような気もした。
もっとエンタメ寄りなのかと思ってたから感動ほどは無くて、そんなもんかなと客観的に観れた。
ラストの会話も渋い、リアルだった。
ビョン・ソンヒョンが撮る男同士の絆は、身体接触を軸にセクシュアルな欲望が読み込める。『名もなき野良犬の輪舞』はそれはもうそうでしかなく非常に楽しませてもらったが、今作は前作のような「2人だけの世界」は離れて、ウンボムの妻(や国民)とのバイセクシュアリティ的関係性が濃く出ていていたように思う。
チャンデは自分とウンボムとは根底の「生き方」が決定的に異なる、という潜在的な失恋(失恋状態)に常に傷付きながら、幾度となく失恋(そうとしか言いようがない)をする。焦がれた相手に信じてもらえること/信じてもらえないことに一喜一憂するチャンデは健気で、観ているこっちの胸が痛い。
ソル・ギョングのあの選挙ポスター私もほしいんですけど!と思ったけど、チャンデはたぶん事務所からポスターくすねて来て妻子もいる我が家に堂々と貼るまでいってると思う(実際チャンデのデスクの上に飾られてた小さい写真立ての艶っぽさよ!)。
1回目観た去年は冒頭のちょい役とソル・ギョングとイ・ソンギュンとの見分けもつかん新参者やったけどキネ旬のムックや数々の面白映画のおかげで再びこの映画に出会うことができ嬉しく思う。ここで描かれない空白の部分には他の韓国映画で主題になるような、朴正煕暗殺やら民主化運動などなどなどがあって、この前観た金大中の大統領選がキーとなる『工作』含めて色んな角度から同じ史実を見れるのは映画体験として厚みがあって楽しい。

22.9.1 1回目
23.3.3 2回目
たく

たくの感想・評価

3.5
韓国らしい政治映画。
金大中を基にした実話で、最後は何とも言えない哀愁があった。

正直、途中難しくて、話に食らいついていくのに必死だった。
最後、イ・ソンギュンとソル・ギョングが語るシーンがあるが、演技力でものすごく魅せる。
韓国の政治ものって、最後おっさん同士でめちゃくちゃカッコいいシーン作る印象が強い。この作品も然り。

コミカルなシーンもあり、映像も60年代のようなエフェクトがかかっており、なかなか工夫はしてあった。
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もーーーさんが書いた他の作品のレビュー

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3.8

このレビューはネタバレを含みます

新解釈仮面ライダー。

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