このレビューはネタバレを含みます
ジンは、想像の友であり、物語であり、映画であり…色々なものに考えられる。映像がきれいである。ティルダ・スウィントンの表情がいい。人間の切望と愛と孤独の物語であり、物語ることの物語である。淡々としている>>続きを読む
これを作らねばならない、というイオセリアーニの切迫感が感じられるドキュメンタリー。ロシアの思惑で内戦が起き、沢山の人が無惨に死ぬ…。アブハジアの内戦がここまで壮絶だったと初めて知った。
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見ていて、ずっと面白かった。楽しく幸せなシーンと、深淵に落ちるシーンが隣り合わせになっている。
最後のパーティーの上映で映画の力に慄き一軍男子がとった反応、憎いものでも美しく見えたものはそのまま美し>>続きを読む
淡々とした、平然とした描写のなかで、幸福と悲しみがしっかり感じられる映画。理想化された愛がある(こんな純粋な人たちは現代に本当にいるのだろうか)。
そして、都市に暮らす後ろめたさも観ていて感じる。動>>続きを読む