このレビューはネタバレを含みます
中国の監督が韓国と日本の俳優さんを使って、福岡を舞台に映画を撮る。
韓国映画「春の夢」のような、現実と夢の境目がないふわふわした感じで、少し怖さもあって!
今調べて気づいたけど、春の夢の監督でも…
クォン・へヒョのイケオジが炸裂。
夢と現実を行ったり来たり、『春の夢』を見て魅力的だと感じたチャン・リュル監督の作風はこの作品でも発揮されててよかった。
公式ホームページを見ると、本作は映画祭の協力…
ジェムン(ユン・ジェムン)は草臥れた様子で奥の特等席にどかっと腰を下ろす。というか腰に力が入っていないようにも見受けられる。本が書棚に入り切らず、何層にも積み上げられた古本屋はさながら迷宮のようで…
>>続きを読むあのダサい中年二人がいいなー。
ベンチで、ヒロインと中国人の女性が会話してて、カメラが振り返ると公園の入口にあの男二人が立ってるとこ。なぜかうける。ほんと素晴らしい。
韓国語、日本語、そしてほんの…
今から7年ほど前、九州にいたころよく訪れていた中洲や天神、大名あたりの街がたくさん映っており、その頃の個人的な記憶を思い出しながら鑑賞。入江書店懐かしいな、よい本屋だ。コロナ前の福岡は外に開かれ活気…
>>続きを読むサークルの後輩との三角関係の破綻を機に袂を分かった先輩・後輩が28年の時を経て福岡で再会し当時の関係性を再現し始める、みたいな映画だがこっちもこっちで謎の手触り。ただパラレルな世界線が徐々に合致して…
>>続きを読む福のある丘
「麓の隅を廻り ひそまった田のかたわらの 井戸をひとり訪ねては/そおっと覗いて見ます。//井戸の中には 月が明るく 雲が流れ 空が広がり/青い風が吹いて 秋があります。//そしてひと…