おいちゃん

ソウルフル・ワールドのおいちゃんのレビュー・感想・評価

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
4.2
ピクサーの職人担当、ピート・ドクターが手がけた新作。

人生に夢があり、目標があり、みんな何かの才能があり、それはもちろん素晴らしい。
けど、それがない人の人生も等しく尊いはず。
生きがいを見つけたり夢を持つことを讃える映画は数あれど、その先やそこに当てはまれない人のための映画。
人生はジャズだ、と言わんばかりに常に即興ぶっつけ本番で生きる人生とジャズになぞらえるのはとても粋だ。

CGのライティングが実に美しく写実的に世界を照らして彩り、命ある喜びを視覚的に表現していた。

完全に劇場鑑賞前提で用意された最後のオチは配信映画になったせいで駄々滑りだけど。
おいちゃん

おいちゃん