子供達が演奏する中、指揮者をする音楽教師のジョー・ガードナー。子供達の演奏はなかなかまとまらない中、彼はピアノを弾きながらジャズへの想いを語る。
ある日、バンドの仕事の話しが舞い込む。浮かれた帰り道マンホールに落ちる。そこは、あっちの世界であった。
ソウル→生まれる前の魂。
メンター→指導者。ソウルのきらめきを見つけるのが仕事。
ジョー・ガードナー(浜野謙太)非常勤教師だったが、きちんと採用される。しかし夢はジャズピアニスト。
カウンセラー・ジェリー(北西純子、多田野曜平、後藤敦、仲野裕、森夏姫)宇宙のあらゆる力を量子化した存在、どんな姿にもなる。何人もいる。
22番(川栄李奈)ソウルの世界に暮らすソウル。
テリー(梅田貴公美)数える事を得意とする。
ムーンウィンド(福田転球)ソウルを元の場所に戻す方法など、色々詳しい髭のじいさん?。地上にいつつゾーンにも入っている。
カーリー(丸山壮史)ジョーの教え子だった。
コニー(横溝菜帆)トロンボーンを得意とする女の子。
ドロシア・ウィリアムズ(RICO)ジョー憧れのサックス奏者。
他登場キャラ→死ぬ前の世界のソウル(子供)、セラピー猫、床屋のデズ、ゾーンに入っているソウル、地下鉄で歌う男、ジョーのママ他。
「ソウルが1つたりない」
「だんまり狐〜」
「加工食品はやめた方がいいよ」
人生の目的、生きる意味、それが必ずしもある人ばかりではないと私も思う。確かに、好きな事、やりたい事、夢や希望があると、それだけに目がいって日常の幸せに気づきにくくなるのかもしれない。
お金がなくてもいい!夢を実現させたいと思うのか、安定を求めるか…なかなか難しい。
ニューヨークの街、宇宙空間、性格の作られ方、何度飛び込んでも同じ、ユーセミナー、バッヂ、過去の偉人、ゾーン、船、ピザ、書類倉庫、ウールのスーツ、魚の話しも印象的。
私も思うな、間違いだらけの選択で生きてきたなって。生きてる意味ないなぁとかよく思うし。才能あって若くして亡くなった方のニュースとか見ると、こんな私がまだ生きててすみませんって気持ちにもなる(病み気味?)。
ジャズって言えば「プリンセスと魔法のキス」が浮かぶけど、やっぱジャズは大人っぽくていいですね。ピクサー作品は、やっぱり映像が凄い!って引き込まれちゃう。宇宙空間みたいな感じとか白黒な感じとか、ピアノを弾く指も見入っちゃいました。
この世に存在する全ての人間に、生きていていいと思わせる、子供より大人向け作品に感じた。
「そんなの、人生をかけることじゃない、ただの生活だよ」
浜野謙太→ 2015年に解散したSAKEROCKのメンバーだった。現在は俳優でドラマ「花のズボラ飯」「好きな人がいること」「ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜」「書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜」や映画「ハチミツとクローバー」「少年メリケンサック」「ジャッジ!」などにも出演している。
横溝菜帆→ドラマ「義母と娘のブルース」で子供時代の宮本みゆき役を演じた子。
瑛人→ この作品の中で地下鉄で歌を歌っている男を担当。「香水」 が大ヒット。ACE COLLECTIONと言うバンドのたつやのハトコらしい。