ソウルフル・ワールドのヴレアのレビュー・感想・評価

「インサイドヘッド」っぽい世界観にしっかりとした人間賛歌のテーマが重なり、とても深みのある人間ドラマが展開されていた。
“魂“だけの世界と地球を行き来する物語は創造性に溢れていたし、単に主人公が肉体を取り戻すという物語ではなく、生まれる事を拒み続ける“22番“というキャラクターが絡む事で二人のドラマが展開されて行く。バディものとしての面白さもありつつ、主人公が人生って何だろうと見つめ直すきっかけを与える重要な役割もあり、そこがこの作品の肝であり面白い所だなぁと思った。