建設会社の広報部は、上司の無茶ぶりからマジンガーZの格納庫を作るミッションが立ち上がる。実話に基づく会社ドラマ作。実際には作らないが、設計図を作成し、工期を立て、最終的に積算までを行うのだが、実際に建築するのと同様に取り組むため、アニメの世界のものながら、現実味が凄まじい。社員一人一人が、最初は乗り気ではないものの、徐々に熱が入り、本格的になっていく様は、一会社の大プロジェクトをなし得ていくかのような展開作りで、会社の熱が伝わり、同時に浪漫もある。会社にとって、広報にとっての宣伝事業としては凄まじく、力強いものだが、利益の生まない事業に勤しむ日々は現実味は薄いが、娯楽溢れる内容で盛り上がれるものになってます。各々の社員の個性も際立っていて、各々の持ち味も出ていて良い。
