荒川自転車乃介

ブラック アンド ブルーの荒川自転車乃介のレビュー・感想・評価

ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)
3.8
警察官による麻薬の売人殺害の現場を新人女性警官が目撃! その殺人の濡れ衣を着せられ、警察から追われる立場になってしまう。警察が敵になってしまったのに、味方はスーパーマーケットの店員一人だけ。果たして、無実を証明できるのか?
逃げる主人公に訪れる数々の危機にハラハラさせられっぱなし。非常に面白い。
この映画はルイジアナ州ニューオリンズが舞台。つまりディープサウスと呼ばれる南部が舞台。この地で警官がどう見られているのかが、よくわかった。
映画の題名の「ブラック」は黒人を意味しているが、「ブルー」は、警官の意味。
ブラック・ライブズ・マター運動に反発する人たちが「ブルー・ライブズ・マター(警官の命も大切だ)運動」を行っていたのを思い出した。
アメリカで警官がどう見られているのかがよくわかった。