一言で済ませるなら「お粗末」
まずキャストには文句なし。悪徳警官役のフランク・グリロは完璧だったし、ナオミ・ハリス、タイリース・ギブソンも本当に良かったです。
しかし、今作はかなり酷い…
この手のジャンル映画は死ぬほどありますざ、本作よりも面白い映画はたくさんあります。改めてリチャード・ドナー監督作『16ブロック』が傑作だと実感しました。
この映画で はぁ〜💢ってポイントは
まず、これ現代??って思ったことです。舞台は現代のアメリカのはずなのに、ローテク過ぎる… もっとSNSを活用しても良かったと思う… 主人公は同僚警官が売人を殺害している様子のボディカメラで撮影したことから、悪徳警官たちや賞金目当てのギャングに追われる訳だけど、ただ逃げるだけじゃなくて、Twitter、Instagram、YouTubeとかで他の人に現状を知られる方法はいくらでもあるはずなのに、ひたすら警察署にカメラを届けようとする主人公の様子には笑えました。
それに途中、携帯を入手する場面がありますが、テレビ局とか新聞社とか裁判所とか悪徳警官を裁けて、助けを得られる選択肢が山ほどあるのに、電話を使用するのは知り合って間もない相棒警官に電話する1回だけ… 案の定その相棒も汚職警官。ここで「あー こいつ救いようのない馬鹿やな」と確信しました。呆れるしかね〜
また犯行を撮影したボディカメラという大きな証拠があるのに、悪徳警官に殺された売人の復讐を目的とするギャングに捕らえられた際はなかなかカメラのことを言わない〜 殺されたいの〜?って思うくらい笑 しかも「もし自分が殺されたときの為にこの動画を残す」ってカメラに記録して 今にも取り壊されそうな廃墟のポストに入れる行為もこいつ何がしたいんだ… と失笑。
そんなところに隠して誰が見つけてくれるねん笑
また今まで強キャラぶっていたギャングのボスも笑えるくらい雑な退場やあの人はどうなったの??って問題も山積みのまま映画が終わるので 一体全体 なんなんだこれは? という映画でした。
とにかく荒削りな脚本で????????な展開。
このジャンルで、ここまで魅力がないのも珍しいくらい残念な映画でした。
意外にも高評価が目立ちますが、
ハッキリ駄作です。本当に酷い😂