若手コンビ、ドナルド・グローヴァー&ヒロ・ムライ&Amazonが、極彩色でグルーヴィーなMV/ショートフィルムを作ったのに対して、
もはやベテランのトム・ヨーク&ポール・トーマス・アンダーソン&Netflixはダークでシュールレアリズム的なMV/ショートフィルムを作る
どちらの作品も、今までの音楽・MV・ショートフィルム・映像インタスタレーションなど、様々な芸術ジャンルの有様を超えてしまう、新境地を切り開いているのがいかにも2019年らしい。
今作のCasey Caseyを彷彿とさせる、ややヴィンテージ風の上着に足袋のようなシューズを合わせるいかにもトムヨークが好きそうなスタイリングと、
時折なんじゃこれ!?数秒だけど至福のシネマの時間だ!と思うようなPTA印の名ショット数箇所が良かった。
曲はやっぱり初期の頃の比べちゃうとちょっと、というのが個人の意見でした。