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クイーン&スリムのOSHOのレビュー・感想・評価

クイーン&スリム(2019年製作の映画)
4.0
白人✕黒人
現代アメリカのリアルだろうし、ちょっと横道に逸れたりする展開もリアルで、一緒に逃亡している気になった。

アプリで知り合った黒人カップル初デートの帰り、白人の警察官に難癖をつけられ、白人の警察官は女に向けて発砲する。怒った男は銃を取り上げ発砲。すると警察官を殺してしまう。
慌てる男に弁護士の女は逃げるという選択をする。

数時間後には殺害したときの動画がSNSにアップされ拡散。翌朝には指名手配の写真がテレビに流れる。
ただ殺した警察官が過去に罪なき黒人女性を殺していたこともあり、
2人を応援する人たちが現れ、ボニー&クライド(俺たちに明日はない)のようにヒーロー視される。
ついには警察官のなかにも2人の逃亡に協力する人が現れ…

日本ではマイナーな映画だけど、主演のダニエル・カルーヤさんは「ケット・アウト」の人だし、黒人差別やスタイリッシュな点も、ジョーダン・ピール監督作品を彷彿とさせる。
ジョーダン・ピール監督作品が好きな人は楽しめると思う。
とにかく逃走劇というロードムービーは面白い。
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