SF映画かなと思っていたので、タイムトラベルはビジネスなんだ！という驚きと面白さを感じた映画だった。
セットを組んで役者を用意してリハーサルもしてって結構手が込んでいたから、これで自分の想い出を再体験したら、確かにヴィクトルのようにあの頃の気持ちに戻って恋に落ちるってあるだろうなぁと思った。マルゴとマリアンヌの見た目は全然違うんだけど、それでもそこはシチュエーションと役者の力で、魔法にかかったように段々とイキイキとし出すヴィクトルがキュートだったわぁ。
ただ、ヴィクトルがお金を工面してまでマリアンヌになりきったマルゴに会ったり、迫ったり、っていうのには、ビジネスとしての危うさを感じたな。まあ映画だから良いんだけど😁
それよりも、アントワーヌの私情の挟み方が気になってしょうがなかった！あんなにいちいち私情持ち込まれたら迷惑だし、女優と付き合うの向いてないんじゃないかな(笑)
思い込みを覆される意外性があってなかなか楽しい映画だった。自分がもし再体験するならいつだろうなぁ。
#69_2021
