【soutaの映画つぶやき No.969】
"ベル・エポックでもう一度"
妻に見放されてしまった元売れっ子イラストレーター ヴィクトルは、大切な過去を再現をするタイムトラベルサービス"時の旅人"を使い、妻と運命の出会いを果たした1974年のあの日を再体験する。
SFさながら実際にタイムトラベルするのではなく、映画のセットで忠実に行きたい過去を再現するオーダーメイドのタイムトラベルという設定がとにかく良すぎる。これが本当にあれば素敵だけど、あまりに規模が膨大でそれ相応のお金が掛かるのも無理はない。
妻役を演じるアントワーヌの葛藤もいいけど、登場人物を減らしてシンプルにヴィクトル夫婦の物語として描いていればもっと好きだったかも。途中 妻ではなく妻役に恋してるのもマイナスポイント、、まぁでも夫婦互いに清廉潔白ではないし、酸いも甘いも含めて人生の味わい深さではあった。
