見れば見るほど(というほど見てもいないが)木下恵介さんよくわからない!これは戦意高揚のために作られたようだけど、映画の最後でテイストがガラッと変わりそこから大きく逸脱する!気合い入ってる!そこまでを…
>>続きを読む木下恵介の映画は登場人物たちがやや白痴感があると思っている。この映画もそうで、特に笠智衆。なのでこれは国策映画見せた皮肉ではないかと思えてくる。
肩たたきシーンが良く、からの、サウンドデザインに優れ…
息子を思う母と戦争。
田中絹代の力量に唸らされる。途中まで軍人精神を訴う内容に寄った印象だったが、それさえ御膳立てだったかと思うほど、最終的には彼女が全てを持っていった。
ラスト10分は殆ど台詞は…
終盤、出征する息子の行軍に際して、一人留守番している母がぼそぼそと軍人勅諭をつぶやく場面
ハッとする田中絹代の表情の変化が素晴らしい
男子を軍人に育て上げて、役目を終えたと安堵する建前の姿と、愛す…
"男の子は天子様からの預かり物"なので "お返し" しなくてはならない。どんな思いで日々育てるのか計り知れない。。
戦意高める目的に作られた映画やのに、反戦?! 監督の度胸よ。
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