幕末からはじまり、日清・日露戦争を経て第二次世界大戦に至る間のとある家族を描いた作品。戦時中の1944年に公開された。
冒頭に「陸軍省後援情報局國民映画」と表記があるように、陸軍省の依頼により製作…
・軍人としてお国に貢献することが何よりの誉の家系の三代記
・最後の出征シーンは実録だそうで…。
うちのじいちゃんもあんな風に出征していったのかな?そしてひいばあちゃんはどんな思いで見送ったのかな?
…
以前観た原恵一監督の「はじまりのみち」では、田中絹代演じる母親が、出征を前に行進するわが子を探し回るシーンをノーカットで使っていた。観たことのある映像なのに、作品をはじめから通して観ると、驚きと涙が…
>>続きを読むプロパガンダなのに反戦映画
木下恵介が陸軍から依頼され制作したプロパガンダ作品。プロパガンダなのに、最後の最後で泣きました。うまいなあ。これは木下恵介監督には、反戦の思いがベースにある。
建前を…
夏になると、やっぱり日本の戦争映画が見たくなる。
UNEXTで突如お勧めされたので、本作品を鑑賞。
やー面白かった。
戦争云々を抜きにすると、物や人に対して 礼節を重んじるこの時代、好きだなあ〜。…
戦時映画でも景気の良い奴は面白いんだけども、これは内地の一般人の同調圧力がびりびり感じられて不気味。戦時は軍国主義的なモラル、戦後は反戦平和的なモラル、現在はまた新たな生活様式のモラルに縛られて、常…
>>続きを読む①2022.0529☆4.0家
田中絹代がお国から頂いた国語の教科書を踏んでしまった子供を叱るシーンの芝居が凄い。軍人勅諭を呟いてからのラストまでも。
東野英治郎が母を団扇であおいで人柄を出す所…
松竹株式会社