かっこ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェストのかっこのレビュー・感想・評価

3.5
往年の西部劇をまともに観たのは初めてかもしれない。
とにかく男臭く、終始、渋いカッコよさが漂う。
初っ端から、時間の流れが現代の映画とは違うことを堂々と見せつけられる。
どアップ多めの画面づくりも、BGMも違う。映画館の大画面に映える。
それでも退屈ってことはなく、ゆったりと贅沢な時間を過ごした。
ただ、寝不足で鑑賞してたらどうなったかは分からない。心地よくうたた寝してたかも。

大画面に西部の男の顔面どアップ、どアップ、どアップ。たまに銃口。
今の映画で、唐突にあんなどアップあったら笑っちゃうかも。
どアップに映える鋭い眼光。チャールズ・ブロンソンかっけー。
じっくり贅沢にひとつひとつのシーンを描きながら、決着は一瞬。
この対比が男たちのカッコよさ、行動の衝撃を際立ててました。
チャールズ・ブロンソンのハーモニカ、吹いてるのかBGMなのか分からないんですけど。
男女ともに行動原理が分からないところもあり。
かっこ

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