Nana

ガリーボーイのNanaのレビュー・感想・評価

ガリーボーイ(2018年製作の映画)
3.3
インドのラッパーのお話。実話ベースらしい。
残念ながら私はあまりハマらなくて、ヒンディー語のラップが物珍しかったけど2時間半は長かった(>_<)💦
主人公がジャケ画と違って、やたら濃い顔で最後はアイラインとかするのが怖すぎた…

あらすじ
スラム街に住むムラドは運転手の父たちと貧しい家に住み、外国人観光客に家を見せる毎日。
父はムラドを大学へ通わせて、自分より良い暮らしをさせたいと願っている。
ある日学校の音楽イベントで、ラップを聞いたムラドは音楽の力に感動し、自分もラップの詩を書いてみることにした…

長いからって色々詰め込み過ぎ。
貧困、インドの家族問題(ムスリムは重婚アリらしく、ムラド父も堂々と若い嫁をムラド母も住んでる家に連れて来て結婚式とかしてるし!)、子供の夢を潰す親、女性の自立、インドに音楽教育がないこと、犯罪、恋愛、格差社会…何が訴えたいのかボケちゃってる感じがしました。

ムラドの誇りも動画の再生数くらいで、音楽に対する意識が感じられないし、ひたすら喋ってるだけで音楽として惹かれない。

ムラド彼女はヤキモチ妬くと相手を瓶で殴って顔に傷つけたりして、ドン引き。ムラド母は2人目の妻にヤキモチ妬いて、子供の前で暴言吐くし、インドの女怖い。

観光客が見に行くようなスラム街でも、タブレットやブランドスニーカー持ってラップして動画にして、そういう新しいインド人の生活が観れたのがよかった。
Nana

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