琴乃

ガリーボーイの琴乃のレビュー・感想・評価

ガリーボーイ(2018年製作の映画)
5.0
ボリウッドの熱いハート最前線!みたいな雰囲気ほんと好き…。自分の純粋さを全力で肯定できて、幸せな気持ちになる。
映画館を後にする時は、
守らなきゃ、この熱いハートを。(胸元をトントン叩く)
って感じで堂々とした足取りになる。

俺の時代は来てる。

観てる間、何回心の中でガッツポーズしたか覚えてないくらい、スカッとしたなぁ。

お恥ずかしながら、映画を観た日の夜にムカつくことがあって、帰ってからお風呂で1フレーズだけ考えてラップした!!
ちゃんとライムも意識して。笑
なんだかスッキリしたぜ。

日々抱える痛み、行き場のない怒り、それらをラップに昇華したとき、人生が切り開かれてゆく。
素直な展開が本当にかっこよくて、背中を押してもらうような力強さが嬉しい。
誰かが、話の起承転結に転がたくさんあるけどちゃんとまとまってるのすごいって書いてて、ほんとその通りだと思った。

主人公を演じたランヴィール・シンさんがヤバくて、劇中の全部ガチで歌ってるという。
もちろん歌声は違う人の場合もあるし、それも決してフェイクじゃないし敬意示したいけど、ラップをね、本人が、ってね。
もうほんと、、、、痺れる!!!!!!!
兄のようなガチイケ相棒役のシッダーントさんは、長編映画初出演とのこと。監督が踊ってる彼を見てスカウトしたらしい。
ボリウッド・ドリームはんぱねぇなおい。

インドの現代の社会問題もしっかり盛り込みながら、(まずリリックが社会問題を主観的に描いてるから、触れないと作品にならない)愛と友情と家族愛を真剣にこちらへぶつけてくるエンターテインメント。
アドレナリン〜〜〜!!

日本にも、インドにも、どの国にも問題はあって、それが深刻であればあるほどアートだったり誰もがクリエイションしやすい環境だったりっていうのは超〜重要だよね。
いや。深刻じゃない国はそんなにないと思うけどさ。

才能を大切に、真っ向勝負かましまくりの主人公!いまは音楽活動中止中みたいだけど、これからも心の声をラップしてほしい、、。

パンフレットでは、いとうせいこうが字幕監修をして少し修正した部分と元の字幕を比較したページがあったりしてテンション上がったなぁ。

大満足、明るい余韻に浸れるね。