松井

ガリーボーイの松井のレビュー・感想・評価

ガリーボーイ(2018年製作の映画)
4.1
インド人のガリーボーイ(ムラド)がラップを武器に波乱万丈な人生を描く実話。




以下ネタバレ感想★★★★









路地裏の生活で格差社会を味わうムラドは勝ち気な性格のサフィナと付き合っていた。かなりの美人で羨ましい限り。この美人がいるだけでドン底の生活とは思えないのだがムラドは身分の差をコンプレックスに感じていたようだ。


そんな煮え切らない気持ちの中で出会ったのがラップだった。このラップが人生のターニングポイントで自分の言葉を吐き出すきっかけになる、最初は人前で黙り込む後ろ向きな性格だったが独りでいるときに胸に秘めた想いをラップをシャウトする姿は共感できる。



暫くドン底の生活を送るがラップバトルで優勝すれば今までに手にしたことのない大金が入ることを知り参加することを決意する。決勝まで進み親父と口論する場面が心に染みる。親父は思い込みによる諦めという感じで息子のラップを認めない。だが息子の熱い想いは父親の説得も無力だった。人生に一度しかやってこない列車に乗り込んだと思った。


神から授かった才能を決勝でぶちまけたガリーボーイの姿はしびれた。これ以上ないサクセスストーリー。決勝前に友人が捕まり一度は諦めかけたシーンは泣ける。

ラップバトルが一番観ていて楽しめる映画だったかな。貧困層でも自分の信じた道を進めば夢は叶うという勇気を貰えた。