このレビューはネタバレを含みます
インドでムスリムでスラム出身という主人公がラップでのしあがるというストーリーだが、その背景の描き方がよかった。
監督が女性だということもあるのか、様々なタイプの女性が描かれていた。
相談もなく後妻を連れてこられ、その女の世話をさせられる母
その女を罵る義母
ムスリムの家でガチガチにしめつけられる彼女
富をもち、自由に感情のままにいきるアーティストの女性
それぞれが強く生きていて、自分が信じる生き方を貫いてる感じがした。
主人公はそういった女たちに囲まれて、次第に自分の生き方を決めていく姿がよかった。