ガリーボーイの作品情報・感想・評価・動画配信 - 189ページ目

「ガリーボーイ」に投稿された感想・評価

ナ

ナの感想・評価

4.5
ジャパンプレミアにて。

果てしなく良かった。最高。
個人的に今年イチかもしれない。

ガリー(=路地裏)で生きる主人公がラップの才能を開花させていくサクセスストーリー。実話がベース。

ロマンスとヒップホップの塩梅が神がかっていた。
その上、ランヴィール・シンの顔面と肉体が最高。

家長制度なんかの伝統やしきたりでカチコチの父親や祖母や社会に、音楽(とword wide web)で訴える感じは、なんとなく『シークレット・スーパースター』みがあって、スラムだったりクスリだったり学歴だったり格差だったり親の決める見合いだったり、これが今のインドの(ムンバイの)リアルなのかなと思った。
ただ、音楽の方向性は『シークレット〜』とはだいぶ違ってごりごりのヒップホップ。
ラップシーンは思わず体が動くしフロアの一員として声を飛ばしたくなる。

あと女性が強かった。(物理)
これはすごく新鮮で気持ちよかった。

でも、こういう格差や悪しき習慣が背景にある作品を観たとき、確かに感じるものはあるにせよ「娯楽」としてそれを消費するだけの自分にもなんか色々感じちゃって複雑な気持ちになってしまう。

たしかに「インドの音楽映画」なのだけど、多くの人がイメージする「歌って踊るインド映画」とは全然違う。(歌って踊るが嫌いなわけでは断じてない)

絶対サントラ買う。
カースト制度・家父長制・貧富の格差への心の底からの憤り、カルマ・グル・”マハーバーラタ”ワード等も詰め込んだイカしたインド産ラップバトル。エモーショナルなパフォーマンスで劇中だけでなく映画館場内というフロアも沸かす、最高の音楽映画ですね…。
マ帆

マ帆の感想・評価

3.7
スラムから世界へ

車上荒らしや薬物売買で生計を立てざるを得ない貧困層を置き去りにし 生まれが良い人だけが出世していくムンバイの路地裏で、世の中に怒りを感じながら育った青年がラッパー・ガリーボーイ(路地裏の少年)になるまでを描いた実話サクセスストーリー🇮🇳ロッテン🍅で100%フレッシュ🍃

自分の言葉で運命は変えられる
言葉で戦え 悪を認めろ なぜ黙る

抑えに抑えられて膨張した想いと燻った人生がムラド自身の言葉で初めて爆発するシーンは思わず見入る 。。誰かの人生が動き出す瞬間にカメラワークは要らないんだな〜。空気感のエグさに圧倒されてプレスを読んだら「照明を変えてる間に現場に集まったラッパー達が即興でラップバトルをし始め、その余韻と熱気がいくつものラップシーンに残っている」とあって更に圧倒された。全然わからないけどラップの世界って少し知るたび面白いなとおもう💭

でもムラドが嘆くムンバイって今の日本と大差ないのでこれジャンルはホラーか胸糞ものですよ。観た日のメモに「インド版500日のサマー」とだけあったのはどういう事なんだろうか。恋愛パートに関しては全く納得してない!!
mina

minaの感想・評価

5.0
ダラヴィのスラムに入り、住民の生活に触れた日の翌日に、ムンバイの高級映画館で地元の裕福層に混じり鑑賞したガリーボーイ、色んな感情が湧き起こった

インド社会に深く根付いたあらゆる種類のカースト制は、人々の心に断固とした内と外の文化を植え付けていた

理不尽と思うのだろうか、当たり前と思うのだろうか、上流の人々は
自分たちの守られた恵まれた社会的立場を手放すわけにはいかないのだろうか
この映画を隣で見ていたインド人は、どんな感覚で見ていたのか
娯楽なのか
日本人のわたしには、永遠に知ることができないだろうと思う程、インド社会は根深い
タホ

タホの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

英語字幕版鑑賞(2019.2)

最後、はじめに動画撮影したところを訪れるシーンが好き

前は「え、何?」っていう顔してた近隣の人たちが歓迎モードになって、子どもたちがラップの真似してて…っていうのがじんわり暖かかった!


ヒロインの子が血気盛んなのもかわいい!笑


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日本語字幕版鑑賞(2019.10)

日本語字幕の仕事がすごい!
ラップのことはよく知らないけど、それでも韻をふんでる歌詞がわかる!
英語字幕で鑑賞
日本人が思い描くステレオタイプなインド映画ではないです。どちらかというと音楽映画。ラップに全然興味共感が無かったが、それが生み出される人生ストーリーを見てるとそのアウトプットが自然とラップになるのが納得できた。さすが音楽性の高い映画を作る土壌があるところは違うなと思います。音楽作ってる人・音楽好きな人は、私よりもっと楽しめるのだろうな。英語字幕では追いきれなかった歌詞パートの日本語字幕楽しみです。