MarikoMurakami

最初の晩餐のMarikoMurakamiのレビュー・感想・評価

最初の晩餐(2019年製作の映画)
3.8
斉藤由貴だよ
豪華で誰もが演技派なキャストの中
誰よりも良かった。
それぞれみんないいんですけど、斉藤由貴だよね。

誰しも食べ物にまつわる思い出は何かしらあると思う。
しかも子供時代は家族との思い出に食べ物が深く関わってることが多い。
それを一つ一つ噛み締めて思い出す映画。

思い出す思い出の中では、徐々に仲を深めていくのに、なぜ現在はここまで仲が良くないのか、一つ一つがグッとくる思い出なだけに、現在の確執めいたやり取りが何故なのか、推理したくなる。

再婚相手の母親(斉藤由貴)の、相手の連れ子への距離感がいい。
女の子の思春期って1番難しい。
子ども扱いもし過ぎず、1人の人として対応してる感に一見距離があるように見えるが、総じて良いなって。
まぁ、それがミヤコからしたら寂しかったのかもしれないけれど。
母とミヤコが2人で向き合って餃子を作るシーンがとてもグッと来た。
戸田恵梨香が嫌われ役をやったら右に出るものはいないな、と思った。
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