とある一つの家族の姿を｢食事｣を通して細やかに描いていく。映画全体がゆっくりとしたリズムの中で｢家族｣というものを考え続けていくし、我々に考えさせてくる。
魚の骨に関するシーンが特に好きだったなぁ。
過去と現在の対比、対応のさせ方がめちゃくちゃ上手いし、映画を身終わったあとに｢最初の晩餐｣というタイトルが胸に突き刺さってくる。
本当に役者陣が素晴らしい。流行りとかそういうくだらないものではないキャスティング。全員が適役で、全員が役にハマっていた。特に森七菜はほんとにいい女優さんだね。めちゃくちゃ惹き付けられる演技をしていた。
