AIRI

死刑台のエレベーターのAIRIのレビュー・感想・評価

死刑台のエレベーター(1957年製作の映画)
3.9
90分でこの完成度は素晴らしい。途中で予測できてしまう場面もあったが、よくできたサスペンスだった。短いけど常に冷酷で緊張感のあるはりつめた空気が流れ続け、最後には全てが綺麗に片付く。若いカップルの救いようのないアホ加減にはイライラするけど、白黒映画の映像美、お洒落なパリの町並み、随所で流れるジャズミュージックが最高。またこの作品のもう1つの見所はカララ夫人を演じるジャンヌモローの美貌。愛する人を求めて歩き探し続ける姿は本当に絵になる。彼女のアップで始まるこの映画では、彼女の美しさをクローズアップしているようにも感じ取れた。
終わり方が最高にクールでお洒落。やっぱ終わり方って大事。