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死刑台のエレベーターのchaooonのレビュー・感想・評価

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)
3.8
続けてヌーヴェルヴァーグの代表作を🇫🇷
(何故ならちょうど配信が終わるから)
ルイ・マル監督の長編デビュー作となるノワール・サスペンス🎬✨✨

ヌーヴェルヴァーグがそもそもなんなのか今までよく分かってなかったんですが🤣
ここらでちゃんと勉強✍️
ロケ撮影中心、同時録音、即興演出、ふむふむ🤔
監督の特徴として、助監督等の下積み経験なしにデビューした若い監督たち🎥
そうだったのか😳

それにしては、即興演習がどれくらいの即興か分からないけど、今作はしっかり脚本があるように感じた😳

不倫関係にある社長夫人と若い男が愛の果てに企てる夫殺害計画🩸自殺に見せ掛けた完全犯罪のはずが、エレベーターに閉じ込められる番狂わせ🛗
この番狂わせから事態は思わぬ方向に展開していく…🌀

エレベーターに閉じ込められた愛人ジュリアン(モーリス・ロネ)の緊張感溢れる脱出劇にハラハラ😱

愛人が消息を絶ち、疑心暗鬼に駆られながら夜のパリを彷徨う社長夫人ジャンヌ・モローがひたすら画になる💖
しかも流れるジャズが死ぬほどお洒落🎷✨✨
と、思ったらマイルス・デイヴィスの即興演奏だというから更に凄い🎶✨✨
この映画のメインはここだと思う😌✨✨
(即興演出ってここか!?)

誤解を生み、事態を更に更に悪化させていく若い男女2人が、若気の至りとは言え、なかなか身勝手極まりない😂

尋問の場面の演出がかっこよかったし、最後に浮かび上がる証拠があまりに鮮やかで美しい画で、この物語の発端へ強く納得感が生まれる。
よく考えると映画のシーンの中では、この物語の中心であるはずの不倫関係にある2人が、一度も出会うことがないまま終わるという絶妙さ😳
冒頭での愛を語るのも電話だし📞

最終的にはやっぱりジャンヌ・モローの美しさと、強さが前面に出ますね💖✨✨
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