エアール

死刑台のエレベーターのエアールのレビュー・感想・評価

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)
3.6
同じタイミングで発覚し、世間を賑わせた2件の殺人
ーー1件目は
未開地開発に力を入れてる、カララ商会の社長を自殺に見せかけ殺害した件、
もう1件はドイツ人観光客の老夫婦が
モーテルで無残にも射殺された件。

カララ商会の重役 ダヴェルニエと社長の妻 カララ夫人、
不倫関係にある2人が共犯し練り上げた完璧な殺人計画
ーー社長を殺し、大金を手にして2人で一緒に暮らそう、と。。
順調であった…。社長室に侵入するために使用したロープと錨型のフックを回収し忘れたことに気付く前では…
”忘れ物”を回収するため
ダヴェルニエは会社のエレベーターへ、
この判断がその後のすべての歯車を狂わせてしまうことに。


モノクロの映像、無駄のないストーリー、
モダンジャズから漂うシャレ感、素晴らしいサスペンス。
監督のルイ・マルはこの時まだ25、6歳だったのだとか…、笑
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