Gatt

死刑台のエレベーターのGattのレビュー・感想・評価

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)
3.8
独特な世界観。
仏語と、マイルスのJazzに、殺人。ゆったりと進む雰囲気に、正直言って詰めの甘い犯罪なのだけどw、これはこれでアリ!ハリウッド映画なら絶対に許さないけど、これが一つの芸術として成り立っていると思わせられる。
「死刑台の」という日本語が強すぎるので、まさかこんな世界観の映画だとは思わなかった。エレベーターが止まってしまった事で起こる外の出来事がメイン。
わりと進み方は、心情の繊細さに欠ける気もするのだが、そんな展開を音楽が見事に包み込んでいるようにも見える。お洒落で渋い映画だが、奥さん、愛してれば良いってものでもないですぜw
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